小さな竹富島では、ひたすら歩いて蝶を探すより方法がない。もちろんレンタルサイクルという手もあるが、歩いた方がていねいに、いろんな蝶を観察できるだろう。島の北側の外周道路沿いでは、ルリタテハやリュウキュウムラサキ、アカタテハ、オオゴマダラ、スジグロカバマダラなどの蝶を目撃した。
特に、ここではルリタテハが多く、葉の上で占有行動がよく見られた。飛び立っても、すぐに同じ場所に戻ってくるので、すこし粘れば撮影は難しくないようだ。いつも思うことは、本州で見るルリタテハとほとんど変わらないのに、なぜか八重山で見ると亜熱帯の蝶らしく見え、心なしかルリ色が鮮やかに感じる。
八重山の未公開シリーズは、今回で終了します。いよいよ、2013年シーズンの幕開けが近いです。
今年も懲りずに、八重山の蝶が多く登場する予定です。変わらず、ごらんいただけますよう、お願いいたします。