いつも通っている家の近くの天白川河川敷では、暖かくなるにつれて、いろんな蝶が舞い始めた。キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ヒメアカタテハ、キタテハなど、天白川を生きる拠りどころにしている蝶たちが姿を現し始めた。
ただ、これらの蝶の蜜源になる春の花がほとんどなく、なかなか蝶が止まってくれない。今日は、いろんな蝶を追いかけるのをやめ、1頭のヤマトシジミだけに的を絞った。1時間近く、この蝶が止まるのを待ち構え、背景を考えながら、いろんなシーンを撮影してみた。今回も枯れ草の茶色が全体を支配しているが、ところどころに春の新緑が混ざり、春らしい色調になったようだ。(2013年3月19日・名古屋市)