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ツマキチョウ  098

 「山笑う」と表現される春の山は、樹木の種類によって、さまざまな色彩を帯びる新芽の競演が美しい。山の所々にヤマザクラの花が彩りを添えてくれる。
 ギフチョウを見たいという版画教室の生徒さんを引率して岡崎の湿地を訪れた。今日は、風もなく、気温20℃を越える暖かい気候だった。ミツバツツジのピンク色の花をめがけて、ギフチョウが盛んに吸蜜にきていた。このシーンを撮影しようと、たくさんのカメラマンが超望遠レンズを向け、シャッター音を響かせていた。
 ギフチョウをあきらめ、別の場所のツマキチョウを狙うことにした。たびたび飛んでくるが、なかなか花を訪れない。それでも、この場所を移動することなく、粘り強く待ち、少ないチャンスだったが、何とか撮影することが出来た。生徒さんたちは、ミツバツツジにくるギフチョウを長い時間飽きないで、撮影していたようだ。(2013年4月4日・岡崎市)

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by kazenohane | 2013-04-04 22:47 | シロチョウ
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