揖斐川の下流河川敷には広大な草地が広がっている。堤防にはウマノスズクサが広範囲に自生しているところから、ジャコウアゲハが多く生息しているようだ。この食草を拠りどころにしているもうひとつの蝶がホソオチョウだ。残念ながら、この蝶は全く見られなかった。
黄色のじゅうたんを敷き詰めたようなセイヨウタンポポの花には、ジャコウアゲハが盛んに訪れ、吸蜜していた。八重山では、たびたび見かけてレンズを向けたが、本州ではあまり撮影していないので、じっくり撮影したものの何か物足りない気がする。(2013年5月5日・大野町)