「蝶ちょ蝶ちょ 菜の花に止まれ♪」の童謡そのままのシーンが目の前で繰り広げられていた。天白川の南斜面の堤防には、最近カラシナが大繁殖している。定期的に草刈がされるため、今まで繁茂していたクズがずいぶん少なくなってきた。そのせいか分からないが、このモンシロチョウやツマキチョウが多くなってきたような気がする。このように食草の植生は、蝶にとっては死活問題だろう。
花粉の発生状況は、非常に多いという新聞記事を見て、今日は見合わせようとならないところが、蝶カメの執念かもしれない。マスクをしたまま、ファインダーを覗くと、たちまち曇り、外そうとして紐が切れてしまった。花粉症の影響なのか、チクチクする目でピントをマニュアルで合わせるのも、なかなか難しい。歳を重ねると、ぐちや言い訳が多くなるようだ。(2014年3月15日・名古屋市)