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八重山烏揚羽蝶

八重山の蝶に夢中になった原点の地は、竹富島のアイヤル浜に抜ける通称「蝶の道」と呼ばれている砂利道だ。リゾート施設の建設で、この道を工事用のトラックが往来していたが、完成に伴い、そんな状況は無くなっていた。しばらくぶりに訪れたが、道は多少整備された感はあるが、両側に繁茂するセンダングサの白い花にいろんな蝶が吸蜜に訪れていた。やはり、この植物がないと、蝶は見られないだろう。
八重山諸島でいつも見慣れた蝶に対して、どう撮ったら美しく魅力的な写真になるのか、そんなテーマ意識を掲げて撮影に臨んだ。この道の常連ヤエヤマカラスアゲハも、盛んにセンダングサの花を訪れていたが、裏翅では、この蝶の魅力が見えてこない。かといって、葉影に翅を広げて休んでいる姿では、躍動感がない。翅を開く瞬間を早いシャッター速度の設定で連写した。果たして美しい夜空の星たちを垣間見ることは、できたのだろうか。


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by kazenohane | 2015-05-04 09:55 |
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