花蝶譜 Ⅴ

 通常2本立てくらいで終わる記事を5本に分け、時間稼ぎをしたが、やっと今回で終わりそうだ。25年前に高い位置だったが、シラカバの幹に止まっているキベリタテハの姿を見て以来、久しぶりの出会いだ。実は、同行の人がこの蝶をおびき寄せるために、飼い猫のフンまで準備してきたという。このフンに集まることはなかったが、そんな熱意のおかげで、この蝶を撮影できた。緑の背景の入る崖の角のコンクリート部分に止まってくれたところを素早く撮影した。話には聞いていたが、この蝶はコンクリートがお好みのようだ。また、この高原では初めて見かけるミヤマカラスシジミが、白いイタドリの花で盛んに吸蜜していた。派手さはないが、こげ茶色の翅色はゼフィルスのような雰囲気があり、3年前に、どんな種類のミドリシジミだろうかと、わくわくしながら図鑑で名前を調べたことを思い出した。
 アザミの種類は多く、フジアザミは葉も花も大きく、他のアザミとは一目瞭然に違いが分かる。このアザミの花にアサギマダラが吸蜜に訪れたらいいだろうなと密かに期待したが実現しなかった。富士山の山腹の砂礫地に多く生育しているところから、この名が付いたという。


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▲フジアザミ

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▲キべリタテハ

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▲ミヤマカラスシジミ


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by kazenohane | 2016-09-06 17:17 |

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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