カテゴリ:風景( 26 )

雪の朝

 朝7時に起床して、雪の降りしきる屋上に上がり、東の空を見ると雲の切れ間から一瞬、朝日が射してきた。視界を遮るような雪が容赦なくカメラにも降り積もる。雪を振り払いながら、撮影するが、なかなかイメージしたような絵にならない。とにかく、露出を変えて出来るだけ多くのシャッターを切った。後で確認したら、朝日の明るい部分にも細かい雪の粒が写りこんでいた。
 屋上の撮影は早々に切り上げ、雪に覆われた植物を戸外で探すことにした。一年に一度か二度しかない降雪のチャンスを逃したくないので、寒いのを我慢して1時間くらい、家の近くを歩いてみた。凍結している道路もあり、転倒しないように慎重には慎重を期した。ロウバイの花に雪が積もったシーンを撮りたかったが、見当たらなかった。それでも、赤いピラカンサの実やアジサイの残花などに積もったシーンは、雪の日ならではの成果だろう。

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by kazenohane | 2017-01-17 22:10 | 風景

謹賀新年2017

 あけましておめでとうございます
 せっかく、見晴らしの良い屋上のあるマンションに引っ越したこともあり、1月1日朝の初日の出を撮影したいと前々から思っていた。今の季節の日の出の時間は、だいたい午前7時くらいという。昔から早朝から活動することが苦手で、この時間でも起きられるか自信がなかったが、家内に起こされ、何とか屋上にたどり着いた。東の空から太陽が昇りはじめると、あっという間に終わってしまい、とにかくシャッターを押した中の一枚だ。となりのマンションでも、何人かの人が日の出に向かって手を合わせて祈っていた。誰しも、今年がよい年であってほしいと願いたくなる日の出だろう。反対側の名古屋で一番高層ビルの多い名古屋駅方面にもカメラを向けてみた。
 昨年は私のブログ記事に多くの方からコメントをいただき、ありがとうございました。今年もどうかよろしくお願いします。

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by kazenohane | 2017-01-01 19:21 | 風景

内海まち歩き 12

 しばらく訪れていなかった内海の町をカメラを片手にぶらりぶらりと散策した。内海と言えば夏の海水浴場で有名な場所で、こどもだった頃から何度も来ている馴染みの場所だ。ただ、町の中を歩いていると、古い建物が残り、江戸時代から栄えていた町の面影が色濃く残っている。何でも、内海船の船主だった内田家の邸宅がそのまま大切に保存され、今でも公開されているようだ。この界隈にはお寺や神社なども多く、内海の町の中心だったのかもしれない。
 さて、冬の日没は早く、急がないと日が暮れてしまうので早足で海水浴場に向かう。町の中を流れる内海川沿いに見られる風景は、どことなく昔の港町の雰囲気を醸し出しているように感じる。夕暮れの風景には、遠い日に見た故郷の懐かしい追憶の風景が重なる。なんとか、美しい夕景に間に合い、久しぶりの内海の町歩きを終えた。いろんな好奇心を満たす3時間あまりの楽しい撮影散策だった。

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▲内田家のある路地

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▲壁を紅く彩るツタの紅葉

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▲板塀が壊れ、むき出しになっている土壁

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▲整然とした内田家の黒い板塀

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▲暖かい海辺の町に似合うアロエの赤い花

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▲板塀の続く路地の先には何があるのだろうか

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▲古い民宿の建物には猫がくつろいでいた

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▲内海橋の下の水面には、もうひとつの風景が

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▲抒情を感じるたそがれの川面風景

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▲内海海水浴場に沈む夕陽


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by kazenohane | 2016-12-27 20:56 | 風景

定光寺の紅葉

 愛岐トンネル群の撮影を終え、久しぶりに近くの定光寺まで足を延ばした。近いから、すぐに着けると思っていたが、定光寺駅から橋を渡り長い坂道を登ることが、こんなに大変とは予想外だった。さて、この一帯の自然林は、何度も蝶や花の撮影で訪れているが、定光寺は、ひょっとすると中学校の遠足以来かもしれない。そうなると、何と50数年ぶりの再訪となる。そのためか、この寺の記憶が全くなく、行き方まで忘れている。そんなせいで、近道の参道ではなく、迂回している車道を歩いたせいで、ずいぶんと遠回りしてしまった。こんな道は、来たことがないので、不安になり通りすがりの女性に思わず、この道でいいのか聞いてみた。遠くに寺の屋根が見えたので、なんとか辿りつけそうだ。
 立派な本堂が突然現れ、やはり定光寺は徳川家ゆかりの寺だけに名刹だった。光の具合がよくなかったので建物を撮らなかったが、モミジの紅葉はピークで、そんな意味では大正解だったようだ。紅葉や桜は、あまりにもポピュラーな写真の被写体ということもあり、今まで敬遠してきたが、今年は特に紅葉の写真を撮る機会が多かった。暖かい小春日和に石仏たちも美しい紅葉を堪能しているようだ。

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by kazenohane | 2016-12-09 12:48 | 風景

愛岐トンネル群を訪ねて

 今から50年前の話になるが、高校を卒業して初めて名古屋の出版社に就職した。今なら快速で30分あまりで名古屋に着くことができるが、当時は蒸気機関車で1時間30分もかかり、通勤も大変だった。多治見から高蔵寺までの間に14のトンネルがあり、冷房のない夏場は、窓を手で開けなればならなかった。ただ、トンネルに入ると蒸気機関車の煙が車内に入り込むため、窓をいちいち閉める必要があった。そんな作業もたいして苦痛ではなく、当たり前のように繰り返していたようだ。人生のうちで一番楽しく、悩み多い青春時代だった。
 そんな思い出のあるトンネルを一般の人に解放しているという情報を聞き、さっそく友人と出掛けてみた。中央西線の複線電化に伴い、明治時代に造られた、これらのトンネルは使われなくなってしまったという。2008年から、保存再生プロジェクトで貴重な近代化遺産として「愛岐トンネル群」の一部を春と秋に一般公開されるようになったようだ。
 中央西線の定光寺駅を降りると、同じような格好をした年配の人たちであふれていた。このトンネル群を歩く目的で、こんなに多くの人が集まるのか驚いた。いつも人混みを避けて野山に出掛けることが多いので、少し後悔したが、50年ぶりに、このトンネルを通ると懐かしい思い出が甦ってきた。この廃線路には、美しく紅葉したモミジが多く見られ、50年前にも車窓から、こんな美しい風景が見られたに違いない。


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by kazenohane | 2016-12-02 20:24 | 風景

紅葉の根の上高原

 根の上高原を訪れるのは何度目だろうか、この高原にある「あかまんまロッジ」は、私の常宿のような宿泊施設だ。もう、20年も前から、事あるたびに、版画教室の生徒さんを連れて、ここで合宿したり、コンサートを開催している。今回も紅葉を愛でるという趣旨で、生徒さんたちと一泊で、このロッジを訪れた。ここの料理は気取りがなく、素材の味を生かした美味しさに定評がある。
 出掛けた11月10日は、真冬のように寒く、雪と紅葉の風景が撮れるかもしれないと期待したが、そう思うようには行かない。スケール感のある全体風景ではなく、どちらかというとマクロ的な表現で紅葉や黄葉や木の実などを自分なりに撮影してみた。今回のメインのイロハモミジだけは、樹全体をやや離れた位置から撮り、枝ぶりの美しさも強調。樹の名前を図鑑で調べたが、かなり怪しいものもあると思う。間違っていたら、ご指摘いただけると有難い。


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▲常宿のあかまんまロッジ

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▲今が盛りのイロハモミジの紅葉

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▲いろんな色の変化が楽しめるマルバノキ

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▲渓流沿いに多い紅葉のシラキ

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▲葉が三裂している黄葉のダンコウバイ

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▲のこぎりの歯のようなギザギザのミズナラの葉

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▲他人事ではない濡れ落ち葉も味わい深い

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▲夏に白い花を咲かせるノリウツギも秋は枯れ色

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▲宝石のような紫色のムラサキシキブの丸い実

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▲美味しそうな赤い実のミヤマガマズミ

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▲いろんな色の葉が交錯する落葉樹林


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by kazenohane | 2016-11-12 17:05 | 風景

遠  望

 引っ越しで脚を痛めてしまったせいで、しばらくは蝶を撮影に出かけられない日々が続いている。やっと、今日、地下鉄と名鉄を乗り継いで一宮の中日文化センターまで仕事で歩くテストも兼ねて出掛けてみた。多少の違和感があるものの普通に歩く分には、何の支障もないようだ。
明日、外科病院でOKが出れば、またいそいそと蝶の撮影に行くことになるだろうと思う。
 いつもは、ぼんやりかすんでいる都会の風景も雨上がりは、遠くまではっきり見渡せると思い、新居のマンションの屋上から名古屋駅方面の高層ビル群を撮影してみた。ISO400の設定でカメラを三脚に固定してF8まで絞り、低速シャッターで何枚も撮影してみた。40-150㎜のズームレンズにテレコンを付けたシステムは、蝶の撮影と同じだ。やはり2秒という露光では、微妙にぶれ、もっと精度の高い三脚が欲しいところだが、夜景撮影は、おまけのような意味合いがあるので、この程度で妥協した。それにしても、新居の屋上から眺める名古屋都心の夜景もなかなかなものだ。


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by kazenohane | 2016-06-05 21:41 | 風景

亀崎まち歩き 11

 古い佇まいを残している亀崎の町も、10年前に訪れたときと比べ、ずいぶんと変貌しているように感じた。とても個人的に気に入っていた古い家屋が立ち並ぶ、狭い路地も、時代とともに新しいモダンな家の町に変わっていた。たぶん、住む人が若い世代になり、住みやすい家に建て替えたのだろう。それでも、ところどころに残る古い建物は、この町が古くから栄えていた面影を伝えてくれる。
 亀崎には、どこか尾道の風景に似た坂道がある。急こう配の坂道を登りきったあたりから後ろを振り返ると、海が広がっている。坂のすぐ横の家に住むおばあさんとあいさつがてら飼い猫の話をしていると、家に戻って缶コーヒーをプレゼントしてくれた。坂道を登ったためか、喉が渇いていたので、とても美味しかった。そんな暖かい人情こそ亀崎の本当の魅力かも知れないなと思った。
 余談になるが、この亀崎の町を代表する「潮干祭」は、勇壮な山車をたくさんの人で海の中に曳き回す伝統行事だ。愛知の山車祭りが、ユネスコの世界遺産に登録される日も近いだろう。来年の祭の日まで、あと何日と表記された看板を見ていると、この祭りは町の人にとって生活の一部なんだろうなと思う。


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by kazenohane | 2016-05-18 10:34 | 風景

竹富島まち歩き 10

 いつも、蝶の撮影で訪れている竹富島の集落をゆっくり見たことも撮影したこともなかった。竹富島の中央部に集落があり、観光客も昔ながらの沖縄の伝統的な民家の間を牛車に乗って巡る趣向になっている。最初に観光で竹富島を訪れたとき、集落にある民宿に泊まったことがある。古い建物だったせいもあり、土壁にヤモリが張り付いていて、あまり気持ちの良いものではなかった。
 宿の主人の話で、竹富島の集落の道は、夜でもハブの存在がすぐに分かるように白いサンゴ礁を砕いたものを敷き詰めているという。また、竹富島には、そもそもハブがいなかったが海を渡って棲みついたという話も聞いたが真偽は分からない。ハブの話は、ともかく、この白い道と昔ながらの民家と亜熱帯の花木が調和していて美しい。

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by kazenohane | 2016-04-22 23:20 | 風景
  田んぼの真ん中に突然現われる不夜城のような縁日、それがお千代保稲荷の「月並祭」だ。毎月、月末の日の夜から翌日1日の明け方まで夜通しで開かれる縁日に知人たちと出掛けた。信心深い商売人は毎月の月末にお参りして商売繁盛を願うという。信心のない私にとって、豆腐屋さんだった実家でもつくっていた油揚げをお稲荷さんにお供えするという発想にはついて行けない。
 どちらかというと縁日の串カツ屋さんで、味噌ダレをたっぷり付けた串カツを食べる楽しみで出掛けたというのが正しい。7年ぶりのお千代保稲荷だったが、雰囲気はそんなには変わらないようだ。子どもの頃のお祭りの縁日を思い出させるお店がずらりと並び、見ているだけでも楽しい。もうひとつ、ここの名物「なまずの蒲焼き」があるが、一匹3,000円~4,000円ではなかなかおいそれと食べられないだろう。今回は食べなかったが、7年前に食べたときの味の印象は、見た目のグロテスクさからは想像できないくらい淡白で美味しかった記憶がある。
 今回のもうひとつの大きな目的は、12-40mmズームレンズで夜景をどこまで表現できるのかテストしてみたかった。手持ちで、ここまで表現できるようになったデジタルカメラの威力にあらためて驚いた。1/15のシャッター速度でも手ぶれ防止のおかげで、ブレることはほとんどなかった。それと高感度で撮影したときの画像のくずれが見られず、ほぼイメージしていたような写真が撮影できたと思う。(岐阜県海津市)

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by kazenohane | 2016-02-03 00:59 | 風景

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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