カテゴリ:蝶( 70 )

八重山の蝶たち

今回で10回目になる八重山撮影旅行も、
何とか天気にも恵まれ、楽しい5日間だった。
その成果をブログにもまとめることができた。
特集の蝶以外にも、
八重山諸島では多彩な蝶たちが見られた。
かつて迷蝶だったイワサキタテハモドキや、
タイワンヒメシジミ、クロテンシロチョウも、
今回は撮影することができた。
もうこれで打ち止めとならないのが、
八重山の蝶撮影だ。
今度は、いつ出掛けようかと、
またまた思いを巡らしている。

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▲イシガケチョウ(石垣島)

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▲イワサキタテハモドキ(石垣島)

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▲クロテンシロチョウ(石垣島)

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▲クロセセリ(石垣島)

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▲マサキウラナミジャノメ(石垣島)

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▲シロオビヒカゲ(石垣島)

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▲リュウキュウミスジ(石垣島)

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▲タイワンヒメシジミ(西表島)

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▲タイワンクロボシシジミ(竹富島)

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▲リュウキュウアサギマダラ(竹富島)




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by kazenohane | 2017-04-29 10:01 |

花蝶譜 Ⅴ

 通常2本立てくらいで終わる記事を5本に分け、時間稼ぎをしたが、やっと今回で終わりそうだ。25年前に高い位置だったが、シラカバの幹に止まっているキベリタテハの姿を見て以来、久しぶりの出会いだ。実は、同行の人がこの蝶をおびき寄せるために、飼い猫のフンまで準備してきたという。このフンに集まることはなかったが、そんな熱意のおかげで、この蝶を撮影できた。緑の背景の入る崖の角のコンクリート部分に止まってくれたところを素早く撮影した。話には聞いていたが、この蝶はコンクリートがお好みのようだ。また、この高原では初めて見かけるミヤマカラスシジミが、白いイタドリの花で盛んに吸蜜していた。派手さはないが、こげ茶色の翅色はゼフィルスのような雰囲気があり、3年前に、どんな種類のミドリシジミだろうかと、わくわくしながら図鑑で名前を調べたことを思い出した。
 アザミの種類は多く、フジアザミは葉も花も大きく、他のアザミとは一目瞭然に違いが分かる。このアザミの花にアサギマダラが吸蜜に訪れたらいいだろうなと密かに期待したが実現しなかった。富士山の山腹の砂礫地に多く生育しているところから、この名が付いたという。


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▲フジアザミ

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▲キべリタテハ

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▲ミヤマカラスシジミ


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by kazenohane | 2016-09-06 17:17 |

花蝶譜 Ⅲ

 今年は、いろんなスジボソヤマキチョウのシーンを撮影してきたが、飛んでいる姿をまだ捉えていなかった。高原の林道を歩きながら、スジボソヤマキチョウを探していたところ、クサボタンの花を訪れる蝶を発見。やや盛りを過ぎているのか、勢いよく飛ぶ気配もなく、この花を熱心に吸蜜していた。これなら飛翔する姿を撮れるかも知れないと思い、止まっている蝶にピントを合わせて、花から離れる瞬間を何度も狙ってみた。どうしても望遠で撮影すると深度が浅く、ピンボケばかりで思うような写真には程遠い。ピントが合っていても、蝶の位置や角度が気に入らなかったりして難しいものだなと思う。それでも、30分くらい粘って撮影している時間は、いろんなことを忘れ夢中になれる。
 ハナイカリの花は、何と45年ぶりの再会だ。20代の頃、信州の高ボッチ高原にマツムシソウの花の撮影に8月下旬に訪れ、そこで撮影して以来だったから、この出会いはとても嬉しい。ハナイカリの淡い黄緑色の花を見ていると、若かりし頃のいろんな思い出が甦ってきた。そういえば、この時、一緒だったペアが結婚して、老後に私がいつも訪れている高原で鉄道模型の走る喫茶・レストランを開いていると風の便りで聞いた。昔を懐かしむ・・・そんな歳になったようだ。


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▲ハナイカリ

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▲スジボソヤマキチョウ

 
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by kazenohane | 2016-09-01 11:46 |

雨のち晴れ

 天空の植物園にいつ蝶が舞い降りるのか、降りしきる雨の高原。遠くの山波の霧が晴れ始め、何となくどんより曇っていた空が明るくなってきた。このまま進んで行くのか、この場で待つのか、ここが思案の分かれ道だろう。厚い雲の間から日が射し始めるのを合図にしていたのかのように蝶たちが飛び始めた。
 まず、ヨツバヒヨドリの花に数頭のサカハチチョウが吸蜜に訪れ、アサギマダラが勢いよく上空をめざして舞い上がっている。いつもは、地面や石の上に翅を開いて止まっているベニヒカゲも、雨の後の影響なのか、ヨツバヒヨドリの花を盛んに訪れていた。翅のオレンジ色の模様がとても素敵なアクセントになっているが、もしこの模様がないと、かなり地味な印象を与える蝶になっていたことだろう。思い込みかもしれないが、このオレンジ色が高原の自然に映え、より魅力的に見えるような気がしてならない。木の葉に止まっていたルリタテハが翅を開いたり閉じたりしていた。どうぞ撮ってくださいと言わんばかりのサービスに応え、たくさんのシャッターを押した。黒地に瑠璃色の模様が、何とも美しく気品さえ感じた。
 今回、目論んでいたミヤマシロチョウの撮影は叶わなかったが、これだけの蝶と出会うことができ、よかったなと思う。

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▲オオカメノキの実

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▲ベニヒカゲ

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▲サカハチチョウ

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▲ミドリヒョウモン

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▲アサギマダラ

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▲ルリタテハ


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by kazenohane | 2016-08-03 11:52 |

林  縁

 オナガシジミの撮影をあらかた終えた後、もう一度林道の林縁を中心に丹念に探した。日当たりのよい場所の草地で、ヒメキマダラセセリとは雰囲気の違うセセリを発見した。この高原では、初めて出会うスジグロチャバネセセリだった。名前のようにオレンジ色の裏翅に黒いスジ模様が入り、きりっとした印象を受ける。アキノキリンソウやヒメジョオンの花をせわしなく移動するため、撮影は意外と苦労した。周辺をくまなく探してみたが2頭だけ確認できた。そんなに多く生息している蝶ではなさそうだ。まだまだ、未知の蝶が潜んでいる可能性を秘めた楽しみな場所だ。
 

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▲ノリウツギの花

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▲スジグロチャバネセセリ

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▲サカハチチョウ

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▲ミズイロオナガシジミ


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by kazenohane | 2016-07-25 22:50 |

光の中へ

 どんよりした厚い雲に覆われた夏の高原。いつ降り出してもおかしくない不安定な空を見上げながら、いつもの草原の道を歩く。2週間ぶりに見る高原では、どこも白いヒメジョオンの花が咲き乱れ、ところどころにクガイソウやノアザミの花も見られる。特にクガイソウの長い穂状の花には、やや劣化した翅のコヒョウモンモドキが集まっていた。さらに、ヒメシジミやスジグロシロチョウなどの蝶も、ひっきりなしにやってくる。ノアザミの花は、セセリの仲間が多く訪れ、とくに目についたコキマダラセセリは羽化したてなのか新鮮で美しい。ウラギンヒョウモンやコヒョウモンも、まだまだ元気に飛んでいた。同じ場所に何度も通うと、蝶を含めた季節の移ろいを実感することができる。
 ときおり、厚い雲の間から青空を覗かせ、夏の陽の光が草原に降り注ぐと、蝶たちがいっせいに現れ、草原の花に美しい彩りを添えてくれる。そして、また空は一面の雲に覆われ、雨粒が落ちてきた。それにつれて暑くなった気温が、どんどん下がり始めた。蝶たちも、いつの間にか視界から消えてしまった。そんな、ひとときの明るい光の中で、蝶たちの儚げな姿を捉えることはできたのだろうか。


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▲オオバギボウシ

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▲スジボソヤマキチョウ

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▲ミドリヒョウモン

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▲コキマダラセセリ

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▲キタキチョウ

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▲コヒョウモンモドキ

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▲ウラギンヒョウモン

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▲コヒョウモン


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by kazenohane | 2016-07-16 18:59 |

もうすぐ梅雨明け

 じりじりと焼けつくような日差しを避けて、池畔の日陰にボタンクサギの花が咲いていた。この花を目指してモンキアゲハが吸蜜に訪れるという。この場所に着いた途端にモンキアゲハは、この花ではなく隣に咲いているアジサイの花に訪れていた。まさかアジサイの花に蝶が来るとは思っていなかった。慌てて撮影したものの、先回の設定のままになっていたシャッター速度を下げなかったため、露出不足になってしまった。いつもは、撮影テーマに合わせて絞りかシャッター速度のどちらかを優先設定するが、いきなりのミスを犯してしまった。パソコンで少し明るく補正したが、画面が何となくしまらない感じを受ける。
 その後、本来のボタンクサギの花に何度か訪れるシーンを撮影したが、花がピークを過ぎている株も多く、さらに尾状突起がなくなっている個体もあり、イメージしていたような写真は、あまり撮れなかった。
 それでも今年は、5月の頃、赤いツツジの花を訪れる姿が撮れなかったので、この花で撮影でき何よりだった。ただ、この蝶の飛翔にも挑戦したが、もう少し明るさがあれば、ぶれないでシャープに撮れたのでは思わせるボツ写真がかなりあった。次回は画像が荒れることを覚悟してISO感度を上げるか、LEDライトを補助光として使うか、悩ましい問題だ。

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▲キカラスウリの花

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▲モンキアゲハ

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▲ヤクシマルリシジミ

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▲ウラギンシジミ

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▲キタテハ

 
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by kazenohane | 2016-07-12 00:33 |

高原の風に吹かれて

 高原も真夏は暑い。それでも、ときおり涼しい風が吹き抜け、何とも言えない心地よさを感じるときがある。青い空に分厚い雲がゆったり流れ、草原の草も風になびく、そんな風景を眺めている時間が好きだ。新緑だった落葉樹の葉の色も日ごとに濃くなり、木々の間に白いサルナシの花がもう咲いていた。晩秋のころには、葉が黄色に色づき、甘酸っぱい小さな実をたくさん付ける。そんな季節にも訪れてみたいものだ。
 ウラギンヒョウモンが盛りを過ぎた頃に、多く見かけるミドリヒョウモンをこの季節に見かけるのは珍しい。林道の脇の樹の葉上に、名前の分からないミドリシジミの一種を発見。飛んだときに見せる表翅の青色がとても美しい。ただ、静止しているときに翅を開いてくれるといいのにと思うが、叶うことなく飛び去ってしまった。あとで、図鑑と照合してみたところ、どうやら翅の模様の特徴からメスアカミドリシジミのオスではないかと思う。帰り際に見つけた今年初めて見る蝶の三番手は、ゴイシシジミだ。一昨年、この場所で撮影しているので、ここに生息していることは分かっていたが、なかなか見つけることができない。樹上をチラチラと飛ぶ小さな蝶を見ていたら、ササの葉に止まってくれた。シンプルな白と黒の模様は、いつ見ても魅力的だ。高原の蝶は、二週間後に訪れたときには、また新しい蝶に入れ替わっているに違いない。


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▲サルナシの花

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▲ミドリヒョウモン

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▲メスアカミドリシジミ

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▲ゴイシシジミ

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▲コヒョウモン

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▲コヒョウモンモドキ

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by kazenohane | 2016-07-02 10:59 |

里山の蝶たち

 5月は、家の引っ越しの雑用に追われ、ほとんど蝶の撮影に出られなかった。特に下旬からは、片付け作業が本格的に始まり、36年間も生活すると、こんなに「モノ」が増えるのかと驚くばかりだ。腰や肩がズキズキと痛む、ハードワークがたたり、さすがにダウンしてしまったが、それでも3日もすれば、少し元気を取り戻し、蝶が恋しくなってくるから不思議だ。
 近くの里山にウラゴマダラシジミとアカシジミの発生が気になり、合い間を見て出掛けた。いつもは、クリの木の葉で見かけることの多いアカシジミが、早い午前の時間だったせいか下草の葉の上でじっとしていた。それも、あちらにも、こちらにもと、ざっと見ただけで4~5頭のアカシジミを確認した。それも羽化したばかりの個体が多いようだ。ウラゴマダラシジミやミズイロオナガシジミも、いないか探してみたが、まだ季節的に早いのか、見つけることができなかった。それでも、今年初めての出会いとなるゼフィルスのアカシジミが撮影でき、とても良い気分転換ができた。他には、ホシミスジやサトキマダラヒカゲなどの蝶も見かけた。


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▲アカシジミ

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▲ホシミスジ

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▲サトキマダラヒカゲ
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by kazenohane | 2016-05-29 19:21 |

西表島の蝶

 西表島は何度も出掛けているが、たびたび雨に見舞われている。今回もたぶん雨降りの中で撮影することになるだろうなと想像していたが、昨日の石垣島と同様に晴れてくれた。ただし、撮影が終わった後の3時過ぎから、スコールのような激しい雨が降ってきた。ガイドさんの話では、西表島は島全体が山のため、地形的に雨雲が発生しやすいという。
 西表島でも撮影場所を大富林道だけに絞り、時間をたっぷりかけ蝶だけでなく、植物や小動物なども目を向けることができた。いつも、目的の蝶を決めて、重点的に探索するが今回は、特に決めていなかった。それでも、いちどはリュウキュウウラボシシジミを見たいと心のどこかにあったが、時期的に難しいと聞いていたから無理だろうなと思っていた。ガイドさんが「リュウキュウウラボシ!」と指さす方向にちらちらと小さな蝶が飛んでいた。葉に止まったところを望遠で何枚も撮影したが、残念ながら翅の一部が破損していた。それでも、四度目にして初めて対面した憧れの蝶だけに、とても嬉しかった。林道の湿った場所で蝶たちが集団吸水していないか、とても楽しみだったが、ミカドアゲハとアオスジアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハが1頭づつ吸水していただけだった。ミカドアゲハの集団吸水を八重山で見ることができたらと密かに願っているが、今だに実現していない。一昨年、この林道でイリオモテヤマネコ?が横切るのを一瞬目撃しているので、そんな期待もあるが、そんなこんなと、また再訪する理由はいくつでもあるようだ。

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▲ツマベニチョウ

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▲シロオビヒカゲ♂

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▲シロオビヒカゲ♀

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▲ヤエヤマカラスアゲハ

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▲リュウキュウウラボシシジミ

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▲ミカドアゲハ・アオスジアゲハ

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▲ヒメアサギマダラ

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▲リュウキュウアサギマダラ
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by kazenohane | 2016-05-04 09:39 |

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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