カテゴリ:タテハチョウ( 65 )

アオタテハモドキ

アオタテハモドキは、八重山諸島を訪れる前から
憧れていた蝶だった
最初に、この蝶を竹富島で見て以来
すでに10年になる
いろんな場所で見ているので
そんなに珍しい蝶ではないようだ
ただ、この蝶をイメージしたように美しく撮影することは
容易ではない
地面にべったりと止まることが多く
なかなか花を訪れてくれない
今回は、白いセンダングサの花を訪れ
背景が美しくぼけ、蝶が引き立っている

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▲アオタテハモドキ♂

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▲アオタテハモドキ♀





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by kazenohane | 2017-04-17 19:19 | タテハチョウ

花蝶譜 Ⅰ

 高原のサカハチチョウの夏型の出現は遅い。あたりの草花は、もう秋の気配が漂っているが、この蝶は発生のピークを迎え、林道のあちこちで見かけた。特に白いイタドリの花を盛んに訪れ、ついつい撮影したくなるシチュエーションを演出してくれた。サカハチチョウの裏翅の複雑な模様に魅せられ、たびたび撮影しているが飽きることがない魅力的な蝶だ。
 同行の植物に詳しい人から、球体の不思議な花の名前を教えられた。その場で聞いて控えればよかったのだが、家に帰ってから思い出そうとして図鑑を見ても、全く名前の見当もつかない。そこで、もう一度聞き直して、やっと「ケヤマウコギ」という名前が分かった。だんだん物忘れすることが多くなり、やはりメモする習慣がこれからは大事になるだろう。この花と咲き方がよく似ている「アリウム・ギガンチウム」の青紫色の花を連想させる。こんな美しい花が自然界の中で咲いていることに驚いた。

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▲ケヤマウコギの花

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▲サカハチチョウ

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▲サカハチチョウとミドリヒョウモン
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by kazenohane | 2016-08-27 22:54 | タテハチョウ

追いかけて

 梅雨の晴れ間を探して、信州の高原に今日も出掛けた。同じ場所でも季節の移り変わりによって、発生する蝶が違い、そのあたりが飽きずに蝶の撮影を続けるモチベーションになっているのだろう。定点観測のような楽しみがあり、春から秋まで通い、じっくり撮影に取り組んでも構わないと思っている。
 毎年、同じような蝶を撮影しているが、何を撮るかではなく、どう撮ったらいいのかというテーマで取り組めば、さらに深化した写真になるのではと単純に思いこんでいるが、どうだろうか。コヒョウモンモドキも、今回で5年目を迎える。そんなに数のいる蝶ではないので、裏翅と表翅を綺麗に撮影できれば、それで十分に満足できた。今回は、少し違う趣向の写真が撮れたらと思い、花を吸蜜しているか、葉の上に止まっている蝶を探し、そこに絡んでくる別の蝶を待って撮影するという方法論を繰り返し試してみた。なかなか思う位置にこなかったり、ピントが外れていたり、イメージしていた絵とは程遠く、悪戦苦闘すること3時間、やっと、待った甲斐のある写真が撮影できた。もちろん、秒10コマ撮影できるカメラあればの成果だと思う。

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▲なぜかコヒョウモンモドキに続いてウラギンヒョウモンも・・・・



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by kazenohane | 2016-06-28 21:38 | タテハチョウ

ヒョウモンたちの夏

 この時期は、まだヒョウモン類の発生は早いのではと考えていたが、見事にそんな憶測は外れ、コヒョウモンやウラギンヒョウモンが気持ちよさそうに飛んでいた。まだ羽化したばかりのコヒョウモンが弱々しくヨモギの葉にじっと止まり、旅立ちを待っているかのようだ。風に揺れるヨモギに必死にしがみついている姿がとても健気に見える。そんな姿を何とか写真に写し止めたいと思い、何枚もシャッターを切り続けた。コヒョウモンの裏翅の模様をファインダーで眺め、改めてその美しさに魅せられた。
 高原の初夏は、白い樹木の花がよく目立っている。そんな中で存在感のあるカンボクの白い花には、オレンジ色のヒョウモンが訪れていた。少し崖を降りて、その蝶を確認したらコヒョウモンとウラギンヒョウモンで、白い雪の上のような花のステージで戯れる姿が、とても印象的だった。
 今回、コヒョウモンモドキの発生を確認しようと、ずいぶん探しまわったが、なかなか見つからなかった。帰り道で、ゆるゆると飛ぶ小柄なヒョウモンを発見、これは絶対にコヒョウモンモドキに違いないと思い、久しぶりに脚の怪我のことも忘れ追跡して、やっと仕留めることができた。何年も見ていると、遠くに飛んでいてもだいたいどんな蝶か察しは付くようだ。次回、訪れたときに、この蝶のいろんなシーンを思う存分に撮影してみたい。


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▲コヒョウモン

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▲ウラギンヒョウモン

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▲コヒョウモンモドキ
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by kazenohane | 2016-06-19 19:08 | タテハチョウ

タテハモドキ(3)  304

亜熱帯の雰囲気を漂わせるオオゴチョウの花に、タテハモドキがやってきた。白いセンダングサの花に吸蜜しているシーンは、過去に竹富島で撮影しているが、この派手な花を訪れるとは予想外だった。同行の蝶友が熱心に撮影している現場に仲間入りをさせてもらい、この貴重な写真を撮ることができ感謝。さらに、ウスキシロチョウやベニモンアゲハも集まり、さながら蝶の楽園だった。
さて、今回の撮影機材は魚眼コンバーターを付けたオリンパスTG-2だけだった。もちろん一眼レフカメラとマクロレンズも用意していたが使うことはなかった。自分の性格上、あれもこれも使いこなすという器用さがなく、ひとつに決めたら、徹底的に執着する。来年は一眼レフカメラに魚眼レンズか超広角レンズを付けて、野山を駆け回ることを夢想しているが、仕事の都合でどうなるのか分からない。

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▲バンナ公園に咲くオオゴチョウの花

※2014年の八重山シリーズは今回が最終回になります。長期間ありがとうございました。
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by kazenohane | 2014-11-13 10:01 | タテハチョウ
イワサキタテハモドキは、2011年に石垣島で発生した迷蝶という。珍しさも手伝ってか採集者がずいぶん押し寄せたという話を聞いた。今年、石垣島バンナ公園を訪れ、たいそう驚いた。何とイワサキタテハモドキが大発生していた。ガイドさんの話では「もう、採集者は、目もくれない蝶になってしまいました(笑)」という。また、カバタテハのように八重山全域で発生していた蝶が今では、全く見られなくなった例もあるので、このまま定着するとは限らないようだ。
そんな事情とは関係なく、この蝶を何とか至近距離で撮影したくて、2時間近くも奮闘した。そもそも、タテハモドキの仲間は、敏感で簡単には寄らせてくれない。まして、今回の魚眼は、どこまで接近できるのか、そのあたりが勝負どころで苦戦の連続だった。湿地の草の葉に止まったところを撮影しようと近づいた途端、ズボリと足がはまり込んでしまった。泥だらけになっても撮影できれば、苦労も報われるのに逃げられてしまっては元も子もない。魚眼では、下手をすると自分の足が写ることもあるから、細心の注意が必要だ。画面のアクセントに自分の影を蝶にかからないように入れてみた。それにしても、晴天はコントラストが強く難しい。


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▲石垣島バンナ公園

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by kazenohane | 2014-11-11 09:48 | タテハチョウ

ヒメアカタテハ  287

天白川河川敷の主役は、ヒメアカタテハではないかと思うくらい、よく見かける蝶だが、なんとブログには初登場だ。決して撮影していない訳ではなく、今までにいろんなシーンを撮った未公開写真がたっぷりある。たぶん、あまりにも身近の蝶だったため、出しそびれてしまったのだろう。
マクロで撮影すると、こんな写真になるだろうなという固定したイメージがあり、新鮮さがない。そこで、魚眼で天白川の風景の中に生きるヒメアカタテハを表現しようと、この蝶だけに的を絞り撮影を試みた。雨上がりの空は、なかなかドラマチックで黒い雲が風に流れ、刻々と天白川の風景を変化させる。ビルに囲まれた都会の河川敷には、何ともいえない抒情を感じる。この蝶には、そんな風景を見事に引き立てる魔法があるのだろう。


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by kazenohane | 2014-09-25 22:04 | タテハチョウ
遠征の多かった夏もひと段落して、ホームグランドの天白川河川敷で撮影する季節がやってきた。いつも堤防の同じ場所に9月中旬になると白いニラの花が咲き、それを目指してツマグロヒョウモンやヒメアカタテハが訪れる。
いつもだったら、マクロレンズを付けた一眼レフカメラを持ち出し、撮影しているが、今年は趣向を変えコンパクトデジタルカメラに魚眼コンバーターを装着した機材で撮ってみた。一眼レフの場合は、マニュアルフォーカスでピントを合わせているが、今回は、すべてカメラ任せでシャッターを押している。
これはこれで軽くて楽ちんでよいのだが、撮影はマクロよりもはるかに難しい。レンズを蝶の3~5cm手前まで近づけてシャッターを押せば写る。しかし、ここまで近づける間に、たいていは蝶が逃げてしまう。息を止め、そろりそろりと直進する。少しでも左右に体を移動すると、気配を察知して、はるか上空に飛び去ってしまうので油断できない。ただ、この過程がとても楽しく、撮影できたときは大きな達成感がある。

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by kazenohane | 2014-09-19 15:35 | タテハチョウ

アカタテハ(2)  282

不思議なことに、アカタテハのフォルダーを開けてみると、白いタチアワユキセンダングサの花で吸蜜する写真ばかりだった。撮影している場所は、すべて八重山諸島ということになる。もちろん、この蝶は、本州の至るところに生息しているはずだが、意外と見ていないようだ。たぶん、見ていても他の蝶に気をとられ、撮影するまでには至っていないのかも知れない。
蝶の少ない晩夏の頃、高原に咲くオオハンゴンソウの花に一瞬、亜熱帯の蝶が迷い込んだのかと思わせるアカタテハの訪問だ。あまりにも八重山でたくさん見ているので、そんな思いこみがあるようだ。だんだんと、そんな呪縛も解け、高原の初秋を彩る蝶に頭の中で変化したようだ。まだ、高原の夏の名残りを楽しみたい。

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by kazenohane | 2014-09-03 10:31 | タテハチョウ

シータテハ  281

ウェディングのブーケのような素敵なマツムシソウの花に、どんな蝶がやってくるのか。長野県の高ボッチや麦草峠で昔、見たクジャクチョウの吸蜜シーンを今でも鮮明に思い出す。初めて、派手な色彩のクジャクチョウを見たとき、なんて美しい蝶なんだろうと感じたのは、もう30年も昔の話だ。そんな頃は、蝶には、多少関心がある程度で、主役は、高原に咲く美しい花だった。
そんな昔のシーンを思い出しながら、待っていると、マツムシソウの花にシータテハがやってきた。少し翅は痛んでいるものの、まだまだ元気に、この花の周辺を飛び回っている。翅を閉じたときの複雑な模様は、薄紫色のマツムシソウの花と意外とマッチしているようだ。ときおり、涼しい風が過ぎ、すでに高原には秋が訪れているのだろう。

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by kazenohane | 2014-08-29 18:23 | タテハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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