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ギフチョウ  097

 やっと樹木の葉が芽吹き始めた3月の里山。ピンク色のミツバツツジの花が、日当たりの良い場所で咲き始めた。ここでは、この花を吸蜜するギフチョウを目当てに、多くのカメラマンが訪れるという。ここのギフチョウは、市の条例で採集禁止に指定され、監視員がひんぱんに巡回しているようだ。
 ミツバツツジの他には、ショウジョウバカマやヤマザクラなどの花も咲き、運がよければ、これらの花にもギフチョウは訪れるという。今日は、近くにある休耕田に、ギフチョウは舞い降り、枯葉の上で翅を開き、ゆっくりモデルをしてくれた。これだけでも、ぜいたくを言わなければ、最低限の目的は達成できる。ただ、人の欲は、限りがなく、花に来ているところを撮りたくなる。
 もうギフチョウは、時間的に現れないと思った途端に、ピンク色の花を咲かせた背丈の低い草に吸蜜に訪れていた。あまり接近しないで、周りの環境も入れ、そんな狙いで撮影してみた。(2013年3月29日・岡崎市)

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by kazenohane | 2013-03-29 22:30 | アゲハチョウ

ベニシジミ(3)  096

 最高気温が20℃近くになると、さすがにいろんな蝶が現れ始める。ベニシジミも、咲き始めたカラシナの花やタンポポの花を盛んに訪れていた。今回は開翅した♂のベニシジミを撮りたくて、いろんなアングルで狙ってみた。ファインダー越しに見る翅の模様の美しさは、絶品だ。とくに、開いた後翅の小さなブルーの点模様は、春型ならではの輝きを見せてくれる。
 4月になると、どうしても気分的に遠くのフィールドに出かけたくなる。したがって足元の天白川での撮影は、3月と11月に多く出かけることになる。しかし、今年は、ときどき時間が空いたとき、ここに散歩を兼ねて出かけてみたいと思っている。何か新しい発見があるかも知れない。(2013年3月22日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-27 23:47 | シジミチョウ

ルリシジミ  095

 蝶の撮影日和に恵まれた3月後半の日曜日。同好の友人の案内で近郊の自然公園に、ミヤマセセリやコツバメの撮影に出かけた。まだ、新緑の萌える本格的な春までには、少し時間がかかるだろう。コツバメの訪れるアセビの白い花は、園内いたるところで咲いていた。
 まだ少し、発生期には早いのかコツバメは、いちどだけ姿を現しただけで、残念ながら撮影はできなかった。一方のミヤマセセリは、何度か姿を見せ、広い斜面で追いかけっこの末、枯葉に止まったところを、やっとの思いで撮影したが満足できる写真には程遠い。まだまだ、修行が足りないのかも知れない。友人も私も、かなり体力的にきつかったに違いない。友人は「ミヤマシジミは普段、こんなに撮るのに苦労する蝶ではない」という。また、密かにリベンジしたいなと思い始めた。
 園内の休耕田の脇を流れる小川の砂地に、ルリシジミが舞っている。この蝶も苦労したが、何とか撮影できた。しかし、撮れたり撮れなかったりして過ごす、この一日が何よりも楽しい。また来て見たい素敵な自然公園だった。(2013年3月24日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-03-25 10:40 | シジミチョウ

モンキチョウ(2)  094

 今日の天気予報は、快晴で風もなく暖かいとテレビの中の気象予報士が話していた。締切の仕事を先延ばしにして、いそいそとカメラを首にかけ、近くのフィールド天白川に向かった。いつもは、天白橋より下流の河川敷で蝶を探すが、今日は上流を目指した。さすがに、蝶の数もずいぶん増え、特にベニシジミが発生期を迎えたのか、タンポポの花で吸蜜する姿を至るところで目にした。
 ベニシジミに負けないくらい、モンキチョウもこのタンポポの花を訪れていた。地面すれすれに咲くタンポポの花にこの蝶が訪れる姿を撮影しても、画面が煩雑になり、イメージした絵からは程遠いだろう。あきらめて、ぼんやり川を眺めていたら、2頭のモンキチョウが突然、折り重なるように草の中に潜り込んだ。交尾するかもしれないと思い、草の中を見たら、まさに図星だった。もうひとつ画面がすっきりしないが、シロチョウの仲間の初蝶ということでアップした。(2013年3月22日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-22 22:32 | シロチョウ

ヤマトシジミ(2)  093

 いつも通っている家の近くの天白川河川敷では、暖かくなるにつれて、いろんな蝶が舞い始めた。キタキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ヒメアカタテハ、キタテハなど、天白川を生きる拠りどころにしている蝶たちが姿を現し始めた。
 ただ、これらの蝶の蜜源になる春の花がほとんどなく、なかなか蝶が止まってくれない。今日は、いろんな蝶を追いかけるのをやめ、1頭のヤマトシジミだけに的を絞った。1時間近く、この蝶が止まるのを待ち構え、背景を考えながら、いろんなシーンを撮影してみた。今回も枯れ草の茶色が全体を支配しているが、ところどころに春の新緑が混ざり、春らしい色調になったようだ。(2013年3月19日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-19 18:58 | シジミチョウ

ベニシジミ(2)  092

 そろそろ新生蝶の現れそうな予感に誘われ、家の近くの天白川の河川敷に出かけた。ベニシジミが春の陽を浴びるように枯れ草の葉の上に止まっていた。この季節は、吸蜜できる花がほとんど無く、弱々しく飛び立ったかと思うと、すぐに近くの枯れ草に止まり翅をゆっくり開く。
 翅の模様の色彩の美しさは、どのシジミチョウの仲間と比較しても遜色ないだろう。ただ、あまりにもポピュラー過ぎて、もうひとつ人気がない。どうしても稀少価値から、絶滅危惧種に関心が強くなるのは、仕方のないことかも知れない。これらの蝶のいない今が、ベニシジミにとって一番脚光を浴びるときに違いない。
 「紅小灰蝶」と漢字で書いてみると、この蝶がより愛おしく感じる。(2013年3月16日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-16 20:26 | シジミチョウ

キタテハ(2)  091

 長い冬の眠りから覚めた越冬蝶「キタテハ」2頭が、春の暖かさに誘われて飛び回っていた。ほかには蝶らしきものは、見当たらず、しばらく眺めていたら、突然枯れ草の上に並んで止まった。昨年秋から、約4か月ぶりの撮影に何となく戸惑いもあったが、幸いにも飛び去ることもなかった。
 朝から、どんより曇った空の間から太陽がときどき射し込み、気温も20℃近くまで上昇した。これから、私のホームグランド、天白川河川敷でも、さまざまな蝶たちが現れることだろう。
 今年の私の初蝶は、キタテハだった。この場所で昨年秋に、この蝶を多く見ていたので、たぶん越冬した秋型が姿を見せてくれるに違いないと思った。(2013年3月13日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-13 18:29 | タテハチョウ

ルリタテハ  090

 小さな竹富島では、ひたすら歩いて蝶を探すより方法がない。もちろんレンタルサイクルという手もあるが、歩いた方がていねいに、いろんな蝶を観察できるだろう。島の北側の外周道路沿いでは、ルリタテハやリュウキュウムラサキ、アカタテハ、オオゴマダラ、スジグロカバマダラなどの蝶を目撃した。
 特に、ここではルリタテハが多く、葉の上で占有行動がよく見られた。飛び立っても、すぐに同じ場所に戻ってくるので、すこし粘れば撮影は難しくないようだ。いつも思うことは、本州で見るルリタテハとほとんど変わらないのに、なぜか八重山で見ると亜熱帯の蝶らしく見え、心なしかルリ色が鮮やかに感じる。

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八重山の未公開シリーズは、今回で終了します。いよいよ、2013年シーズンの幕開けが近いです。
今年も懲りずに、八重山の蝶が多く登場する予定です。変わらず、ごらんいただけますよう、お願いいたします。
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by kazenohane | 2013-03-06 20:58 | タテハチョウ

ジャコウアゲハ  089

 石垣島北部の海沿いの牧場の道では、いろんな亜熱帯の蝶が舞っている。ここでは、わざわざ探さなくても10~15種類の蝶が次から次へと現れるので、いつも撮影できる楽しい小径だ。
 この道沿いには、ジャコウアゲハやベニモンアゲハの食草のリュウキュウウマノスズクサがたくさん自生している。よく観察していると、ベニモンアゲハが草の中に潜り込み、この草の茎に産卵している。ただ、ここでは、ジャコウアゲハの数が少なく、ときどき、見かける程度だ。
 少し退色したジャコウアゲハのメスが、静かに葉の上で翅を開いている姿を発見。本州のこの蝶とどこが違うのか、しげしげと眺めてみるものの、ほとんど同じだった。しかし、石垣島で見る蝶は、どこか南国の香りを漂わせているから不思議だ。

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by kazenohane | 2013-03-03 18:50 | アゲハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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