<   2013年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

 心地よい初夏の風は、肌に優しい。新緑の山に囲まれた集落の空き地にオドリコソウ、タンポポ、キンポウゲの花が咲き、それをめざしてウスバシロチョウが次から次へとやってくる。
 しばらく、この蝶の様子を眺めていたが、なかなか花に来ないようだ。それでも、蝶を追いかけるのではなく、蝶のやってきそうな花の前で待つことにした。タンポポの花にくることが多く、キンポウゲやオドリコソウの花にくることは少ない。それでも、いろんな花が咲いていれば、それだけ選択肢が広がり、写真を撮る楽しみが広がる。(2013年4月29日・関市)

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by kazenohane | 2013-04-29 22:50 | アゲハチョウ

ツバメシジミ(2)  109

 2週間ぶりに、いつものフィールドの天白川河川敷に出かけた。まだ短かった草がずいぶん伸び、初夏の雰囲気を漂わせている。ツバメシジミとベニシジミは、相変わらず飛び回っているが、新顔のアゲハやツマグロヒョウモンも加わり、ずいぶん賑やかになってきた。
 いろんな蝶を追いかけていると、中途半端な撮影になってしまうので、今日は、ツバメシジミのメスにターゲットを絞り込んだ。オスの表翅の美しい青空に魅せられ、今まで、たびたび撮影してきたが、メスの黒い翅色は、よく観察すると夜空に蒼い星が無数に輝くような、素敵な小宇宙が見られる。(2013年4月23日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-04-26 10:17 | シジミチョウ

トラフシジミ(2)  108

 春の天気を表す「降り、吹き、曇曇」という言葉を、義父がよく言っていた。雨の降った次の日は、天気はよいものの風が強いという。昨日は、雨ではなかったが、気圧配置の関係か、風が強く、まだ少し冷たい。
 自然公園の散策路の途中で見つけたトラフシジミは、風のないときは、木の葉の上をぎこちなく移動していたが、突然の風に吹き飛ばされ、草むらに着地してしまった。それでも、風のあまり当たらない葉に移り、座り込むような姿勢で、じっとしていた。ときどき、後翅を上下にすり合わせるようなそぶりをしたとき、表側の青い翅色をちらりと見せてくれた。青い表翅の輝きをいちど見てみたいと思っているが、なかなか簡単には見せてくれないだろう。(2013年4月19日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-04-24 09:29 | シジミチョウ

ミヤマセセリ(3)  107

 4月は、ミヤマセセリを追いかけた月と言っても過言ではない。最初に、この蝶と出会ったときは、地上に止まることなく撮影できなかった。次の機会には、開翅したオス、そして開翅したメスも順調に撮影できた。ただ、もっと違う場面を撮りたくて、何度も同じ場所に通ったが、そう簡単には撮影できない。
 自然公園の散策路のつきあたりは、いろんな蝶が集まるポイントになっている。この日も、ヒメウラナミジャノメ、ツマキチョウ、キチョウ、ツバメシジミ、ベニシジミ、トラフシジミそしてミヤマセセリも集まり、ここで待っていれば撮影は可能だ。地面にいつものように開翅したミヤマセセリは、やがて近くの枯れ草の茎に、珍しく止まってくれた。それでも、かなり低い位置だったので、腹這いになり背景が完全に抜けるように、アングルを左右に移動して撮影した。また、ひとつお気に入りの蝶が増え、来シーズンも、きっと追いかけるだろう。(2013年4月19日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-04-22 17:13 | セセリチョウ
 1週間で季節は、春から初夏に変わった。まだ、芽吹いたばかりの葉は、山を新緑に塗り変えた。蝶たちの世界も早春の蝶だったコツバメ、ミヤマセセリなどに変わり、ヒメウラナミジャノメが登場した。
 この暖かさで、一気に羽化したヒメウラナミジャノメたちは、花を訪れたり、枯れ草の茎や地面で休止したり、いろんなシーンを展開してくれる。これから、大好きな目玉模様の蝶たちが、次から次へと見られるようになり、ますます忙しい蝶撮りの本格的なシーズン到来だ。(2013年4月19日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-04-19 19:58 | ジャノメチョウ

ヤマトシジミ(3)  105

 少しでも時間があれば、近くの天白川の河川敷に出かけている。ここに生息する普通種と呼ばれている蝶たちをモデルにして、いろんな試行錯誤を繰り返している。
 ここでは、できる限り蝶の目線と同じ高さまで自分の目線を下げ、腹這いになり、草むらの中の蝶たちの営みを表現できたらと思っている。草と草の間にレンズを潜り込ませて、じっとカメラを構えていると、いつの間にか蝶たちの小宇宙にまぎれこんだ気分になってくる。(2013年4月10日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-04-16 22:37 | シジミチョウ

ルリタテハ(2)  104

 いつも、ルリタテハに接近すると、翅を閉じてしまうことが多く、なかなか美しい表翅を撮影できない。裏翅の黒い地味な模様からは、想像できない瑠璃色の模様を正面から撮影してみたいと思っていた。
 自然公園内の散策道を歩いていたら、5メートルくらい先の路上にルリタテハが静止していた。このまま翅を開いていてくれたらと願いながら、そろりそろりと接近。とりあえず、外れ除けでシャッターを押しながら、さらに接近して、至近距離からアップで撮影。今日は、不本意ながら標本写真に徹することに決めた。しかし、翅の隅々までピントの合った写真撮影は、満足感を味わうことができた。気温の低い日ならではのプレゼントに違いない。(2013年4月11日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-04-15 22:41 | タテハチョウ

コツバメ  103

 ギフチョウの発生で知られる岡崎市の湿地付近の林道で見つけた小さなコツバメ。目を凝らして見てないと、すぐ視界から消えてしまう。地面に止まったところを撮影しようと、レンズを近づけると、すぐ横の落葉樹の新芽に止まってくれた。早春の季節感を表しているような感じがした。
 もっと早く、記事をアップしたかったが、この写真がシジミチョウ科のホルダーに入っていなかったので、消してしまったと思っていた。ところが違うホルダーに入っていることが分かり、遅まきながら今日のアップとなった。これに懲りて、科別のホルダーの中に種類別のホルダーをつくり、分類している。だんだん数が増えてくると、訳が分からなくなる危険性があったから、正解だろう。(2013年4月4日・岡崎市)

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by kazenohane | 2013-04-14 22:48 | シジミチョウ

ミヤマセセリ(2)  102

 ソメイヨシノは、もう散り、葉桜になり始めている。この自然公園内のヤマザクラは、満開になり、ちょうど見ごろになっている。今日は、4月中旬とは思えないほど寒い。外気温は12~13℃くらいだろうか、冬用のベストを着てきて正解だったようだ。
 さて、いつも気温の高い日に訪れているので、ミヤマセセリは、飛び回り、撮影に苦労したが、今日は、寒いので地面でゆっくり日光浴してくれるに違いないとにらんだが、案の定その通りだった。しかも、白帯の美しいメスも何頭か見られた。ただ、寒いせいもあって標本のように開翅した姿ばかりで、撮影するにも工夫する余地があまりなかった。この蝶の魅力的な渋い模様を小細工なしで、真正面から表現するのも悪くない。(2013年4月11日・豊田市)

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by kazenohane | 2013-04-13 21:37 | セセリチョウ

ツマキチョウ(2)  101

 雲の切れ間から覗く太陽に合わせるように、蝶たちが一斉に飛び始める。雲に隠れると、どこともなく姿を消してしまう。4月中旬にしては、肌寒く、蝶も少なめな感じを受ける。
 ほとんどの蝶は、モンシロチョウだが、すこし小ぶりなツマキチョウも混じるから、ややこしい。遠目からでは、どちらの種類か判別が難しいので、近づいて確認をして撮影しようとレンズを構えると、すぐに飛び立ってしまう。曇ったら、どこに隠れるのか、とことん追跡をしてみると、人が入れないようなササの生い茂る中だった。ササの葉で休止するこの蝶を見つけて、無理やりササをかき分け、カメラのレンズを近づけ撮影した。
 家の近くを流れる天白川の上流3kmくらいの地点に、アブラナやダイコンなどを栽培している小さな畑がある周辺にツマキチョウの生息するポイントがある。2時間くらいの空き時間に蝶と遊ぶには、とてもいい場所だ。(2013年4月12日・日進市)

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by kazenohane | 2013-04-12 14:45 | シロチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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