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ウラギンシジミ  188

 久しぶりに、ホームグランドの天白川河川敷へ散歩を兼ねて出かけた。一昔前は、セイタカアワダチソウの黄色の花が一面に咲き、秋の風物詩になっていたが、最近は、この植物の勢いは、なくなり、取って代わるようにクズが繁茂している。
 このクズを食草にしているウラナミシジミやウラギンシジミが、最近多くなっているような気がするが、クズの進出と無関係ではないように思う。この2種の蝶が、クズの茂みで盛んにテリトリー争いをしていた。やや大きなウラギンシジミが優勢かというと、そうではなく、ウラナミシジミが、いつもウラギンシジミを追い立てていた。蝶の世界では、必ずしも大きい方が強いわけではないようだ。(2013年10月4日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-10-29 22:40 | シジミチョウ

ウラナミシジミ(2)  187

 どうしても、希少種の蝶を追いかけたくなるこの頃。普通種の蝶は、撮っていないかというと、そうではなく、どんな蝶も、まんべんなく撮影している。ただ、ブログにアップするのは、注目度の高い希少種ばかりで、どうしても普通種は影に隠れて、ややもすると日の目を見ることなく埋もれてしまうだろう。夏場のように、アップする蝶に迷うくらい、たくさんの材料があるときは、いいが、シーズンオフになると、どうしても普通種が多くなり、アップには、二の足を踏むことになる。
 予断を捨て、これらの蝶を改めて見てみると、なかなかどうして美しい蝶が多い。ウラナミシジミの裏翅の波模様は、見れば見るほど魅力的なデザインだ。これらの蝶を、どう撮れば、より素敵に見えるのか、工夫の余地は限りないようだ。(2013年10月5日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-10-26 08:52 | シジミチョウ

ルーミスシジミ  186

 ルーミスシジミ、なかなか見られない幻の蝶というイメージを持っていた。「ルーミスの撮影に行きませんか」という誘いを受け、行かないと何も始まらないという持論に従い、南紀の深い森の生息地に出かけた。たとえ見られるとしても、高い樹の葉の上だろうと、ほとんど諦めていた。撮影できなくても、肉眼で見られたらと思っていた。ところが、同行の蝶友が発見して、撮影できるところまで竿で追い込んでくれた。これだったらマクロレンズでも撮影できるが、さらに枝を下げてくれ、かなり接近して撮影できた。
 ISO感度3200の画像は、カラーバランスもくずれているが、見られる最低限度だろう。どうしても、1/60以上のシャッター速度を維持したいがためのカスタム設定になっている。今度は、明るい場所でルーミスブルーの開翅写真を撮ってみたいと、欲が膨らむ。(2013年10月19日・南紀)

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同行いただいた蝶友のみなさんには、たいへんお世話になりありがとうございました。
おかげさまでチーム撮影の楽しさを、存分に味わうことができました。
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by kazenohane | 2013-10-22 22:20 | シジミチョウ

ミヤマシジミ(2)  185

 撮影地で、何となく気持ちのよい場所がある。うっそうとした森林も悪くはないが、覆いかぶさるような樹林の圧力に時として、不安を感じるときがある。その点、眼前に広がる開けた風景は、とても心地よい気分にさせてくれる。草原の向こうに流れる川、遠くに霞む山波、そんなふるさとの原風景は、こどもの頃から馴染んできたからだろうか。
 ミヤマシジミの生息する、この場所が気になっていたが、なかなかスケジュールの都合で出かけられなかった。食草のコマツナギの可愛いピンクの花も少ないながらも残り、少し翅の痛んだミヤマシジミが盛んに吸蜜に訪れていた。最盛期を過ぎても、漂うこの蝶の色香は何だろう?(2013年10月14日・浜松市)

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by kazenohane | 2013-10-20 10:16 | シジミチョウ

カバマダラ  184

 本場の石垣島でも、そんなに多く見かけないカバマダラを、いそいそと静岡県の生息地まで撮影にでかけた。ずいぶん、頭の中で描いていたイメージの場所とは違い、住宅に囲まれた狭い農園だった。そこには、食草のフウセントウワタが植えられ、トウワタの花も少しだけ咲いていた。
 石垣島の植物園のように、いたるところに飛んでいるのではなく、かなり探さないと見つからない。当然、フウセントウワタとこの蝶のコラボレーションを撮りたいと思っていたが、なかなかチャンスがなかった。枯れたセイタカアワダチソウの茎に、止まることが多く、それなら、この組み合わせも意外性があって面白いかなと思う。遠く離れた厳しい本州の地で、果たして生き残れるのか、それは分からない。(2013年10月14日)

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いよいよ来週の火曜日から蝶の写真グループ展が始まります。どんな展覧会になるのか、全容は分かりませんが、当事者としても大変楽しみにしています。ここから何かが始まるのか?そんな期待もしています。ひとり3点の出品で合計18点を展示します。美しい蝶の世界を、ぜひごらんください。私は22日(火)、27日(日)に会場におります。みなさまとお会いするのを楽しみにしています。

第1回てふてふ写真倶楽部展
会期/2013年10月22日(火)~10月27日(日) 午前10時~午後5時(27日は午後4時まで)
会場/アトリエ辻むら 豊橋市曲尺手町33・豊橋鉄道東田本線(市電)豊橋公園前下車5分
TEL/0532-55-8011
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by kazenohane | 2013-10-18 10:13 | マダラチョウ
 遠くまで広がる砂浜、紺碧の大海原、心地よい潮風が吹き抜ける。なんて、南紀の海は、ひととき詩人に変えてくれる魔法があるようだ。さて、本題の話をしよう。海浜に植えられたアベリアにヤクシマルリシジミが訪れていた。一帯の防風林には、ウバメガシなども植えられ、ここにいても何の不思議もないが、なぜか唐突な感じがした。
 知多半島では、敏感過ぎて、なかなか接近して撮影することが難しかったが、この蝶は、葉の上に、じっと静止して飛び去ることはなかった。少しだけ待って、開翅シーンを狙ってみた。オスとは、また違う独特な紫青色の色調に魅せられた。(2013年10月13日・南紀)

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by kazenohane | 2013-10-16 10:06 | シジミチョウ
  いつも出かけている八重山諸島では、おなじみのクロマダラソテツシジミに南紀で出会った。観光施設内の道路脇に植えられているソテツの周りを、小さなシジミチョウが舞っていた。ひょっとして、クロマダラソテツシジミかな?と思い、確認したところ、まさしくそうだった。その数、ざっと100頭以上、八重山には遠く及ばないが、かなり多いようだ。八重山の蝶と比較して、はっきりした模様の違いはないが、何となく全体に淡い感じがするようだ。なぜ、ここに迷蝶のクロマダラソテツシジミがいるのか、大きな謎だ。
 八重山では、あまりの数の多さに圧倒され、撮影する意欲もそがれてしまい、まともな写真がない。今回は、ソテツそのものを蝶の背景として生かし、この蝶らしさを表現することを心がけた。やはり、たくさんの蝶を短時間に撮影するのではなく、ひとつの蝶に時間をかけて向き合う大切さを学んだ。(2013年10月13日・南紀) 
 
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by kazenohane | 2013-10-14 19:31 | シジミチョウ
ツメレンゲの白い花にクロツバメシジミが訪れるシーンに憧れ、今日初めて出会うことができた。示し合わせたように、この花の開花時期とこの蝶の発生時期が、うまく重なっていた。崖地一面に着生するツメレンゲの自生地には、ちらちらと黒い翅を見せながら、小さな蝶が至るところに飛んでいた。
1~2頭では、撮影できるシーンが限られ、どんな写真になるのか初めから想像できてしまうだろう。しかし、これだけの数の蝶が飛んでいれば、いろんな可能性が広がってくる。吸蜜そして交尾と蝶たちのドラマを画像として、いかに刻み込むことができるのか、時間は、限りなく残されている。(2013年10月10日・浜松市)

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※今回の撮影に際してMIYAKOUTAさんはじめ、多くの蝶友たちから情報をいただき、ありがとうございました。愛知の蝶ネットワークに心から感謝です。
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by kazenohane | 2013-10-11 10:13 | シジミチョウ

アサギマダラ(4)  180

 アシタバの花を訪れるアサギマダラを、どうしても撮影したくなり、知多半島在住の蝶友のSさんに、現地を案内していただいた。事前にブログ仲間から、情報を聞き出していただき、あらためて愛知の蝶ネットワークのありがたさが身に沁みる。また、当日は、アサギマダラに詳しいWさんにも同行いただき、いろんなお話をさせていただいた。
 果たして、念願のアシタバの花にアサギマダラは、やってくるのか。しばらく待つ間に1頭のアサギマダラが吸蜜に訪れた。このシーンを撮影するだけなら、さほど難しくないが、先ほどから、頭の中でイメージした絵が撮れるのか、そこが今日の勝負どころだ。それは、吸蜜する蝶に、もう1頭が飛翔して近づいてくる瞬間の絵をイメージしていた。いつもは、ほとんど、うまくいかないが、今回は、ぴったりと狙い通りの絵を描くことができた。(2013年10月7日・南知多町)

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第1回てふてふ写真倶楽部展
2013年10月22日(火)~27日(日)
午前10時~午後5時(最終日午後4時まで)
豊橋市曲尺手町33・アトリエ辻むら
TEL 0532-55-8011
22日・27日は終日会場におります。
ぜひ、ご来場ください。
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by kazenohane | 2013-10-08 16:41 | マダラチョウ
 名古屋市内に、これだけ広大な草地があるとは驚きだ。数年先には、宅地造成され、風景は一変するに違いない。この草地には、荒地に多い、この蝶の食草のアレチケツメイが多く生えている。
 先回、訪れたときは夏型のツマグロキチョウが健在で、秋型を探すのに苦労した。今回は、さすがに秋型に、すべて変わっていた。絶滅危惧種とは思えないほど、いたるところでセンダングサの花の蜜を吸っている姿を見かけた。この植物以外にも、いろんな花が咲いていたが、ゆっくり吸蜜することは、ないようだ。どれもこれも同じような写真しか撮れなくて、時間だけは、4時間も費やした。大した成果もなかったが、撮影しているときは、我を忘れるくらい楽しい。(2013年10月5日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-10-05 21:52 | シロチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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