<   2013年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

昨年9月に初めて出会い、強いインパクトを受けたイワサキタテハモドキ。追いかけ回して、やっと撮影できたときの嬉しさを今年も味わいたくて、この蝶を今回も石垣島のポイントで探した。高い樹の幹だったり、踏み込めない深い茂みの中だったりして、撮影は今回も苦労した。
ガイドさんの話では「この蝶を求めて昨年は、採集者がたくさん集まりました」と聞き、見られるか不安だったが何頭か目撃したことから、どうやら定着しているようだ。ただ、迷蝶は突然いなくなってしまたカバタテハの例もあるので、今後の推移は何とも分からないという。(2013年11月12日・石垣島)

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今年は一貫して蝶をテーマにブログを組み立てようと決意して臨み、みなさまのおかげで何とか今年最後の記事を無事アップできました。今回で「八重山の蝶」シリーズも終り、さて来年は、どうしたらよいか考えた結果、2013年の「出しそびれ蝶」シリーズで春まで繫ぎたいと思っています。今年もわずかとなりました。どうかよい年をお迎えくださいますように。
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by kazenohane | 2013-12-28 12:29 | タテハチョウ
八重山に何度も通っていると、こんな環境にはこんな蝶が生息しているという予測がだいたい当たるようだ。例えばリュウキュウミスジは、林道の少し明るい場所を歩くと最低でも1頭や2頭は見つけることができる。逆に想定外の蝶に出会うと撮影も楽しくなる。
八重山には、絶滅危惧種の蝶がほとんどいないようだ。アサヒナキマダラセセリのような局地的に分布する蝶は別にして、比較的安定して生息しているような気がする。開発によって生息が脅かされているような蝶は少なく、亜熱帯植物の被い茂る豊かな自然の中で確実に生き延びているようだ。(2014年11月12日・石垣島)

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by kazenohane | 2013-12-24 22:17 | タテハチョウ
八重山でいちばん会いたいと思っていた蝶は、このアオタテハモドキだった。いつも蝶の図鑑を見ながら模様の美しさに見惚れ、いつかは実物を見てみたいと憧れていた。
ガイドさんにアオタテハモドキをどうしても見たいと言うと「そんなに珍しい蝶ではないですから、いつでも見られますよ」との話だった。そんな会話から3年を過ぎ、そんな話を裏付けるように、この蝶には各地で出会い、撮影機会もたくさんあった。しかし、いつも振り回され翅の美しい模様を納得できるまで撮れていない。いつも消化不良で何か満たされない思いだけが残る。(2014年11月12日・石垣島)

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by kazenohane | 2013-12-21 10:50 | タテハチョウ
八重山では、ウラナミシジミの仲間が多く、その場で種類を見分けるのは、相当に慣れないと難しいだろう。
アマミウラナミシジミに、よく似たルリウラナミシジミは、飛んでいるときの表翅の瑠璃色がとても美しく、ルリということが、すぐ分かる。ただ、葉に止まっていると、どちらかなと迷うが、裏翅の班紋で、容易に区別がつくようにはなってきた。さらに尾状突起のないヒメウラナミシジミや迷蝶のシロウラナミシジミもいて、ウラナミ天国のような場所が八重山諸島だ。
雨の止む気配のない西表島の林内で、シロオビヒカゲを探しながら、同じところを何度も歩いていると、葉の上にじっと静止しているアマミウラナミシジミを発見。晴れているときなら、少し接近しただけで、すぐに逃げられるのに、雨天のせいだろうか。葉の裏に隠れたらと思うが、この蝶に限らず、雨に慣れているのか平気のようだ。(2013年11月13日・西表島)

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by kazenohane | 2013-12-18 09:56 | シジミチョウ

シロオビヒカゲ  200

石垣港から30分あまりで、一面に広がる洋上に大きな島影が見えてくる。やがて、大原港に船は、着くが、雨は激しく降りしきる。それでも、天気が回復することを期待して、今回の八重山撮影行の一番のお目当てであるシロオビヒカゲの生息地に向かう。
願いもむなしく、雨は止む気配もない。樹林の中の狭い道を進むと、さっそくオオゴマダラが飛び出してくる。目を凝らしていると、シロオビヒカゲが樹の幹に止まっている姿を発見。雨天のせいもあるが、樹林の中は、とにかく暗い。かなりの高い位置だったために、マクロレンズでは、とても対応できない。
見つけても、なかなか撮影できず、諦めかけた頃、飛んでいた、この蝶が至近距離で撮影できる位置に止まってくれた。これがラストチャンスかもしれないと、慎重に接近してシャッターを切る。飛び去る気配もないので、何枚か設定を変えて、撮影した。ジャノメ好きには、たまらない魅力的な蝶に見えるが、見方を変えれば、なかなか複雑怪奇な蝶に違いない。(2013年11月13日・西表島)


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皆様のご支援のおかげで、200号の節目を迎えることができました。今後とも、よろしくお願いします。
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by kazenohane | 2013-12-15 19:22 | ジャノメチョウ

タイワンキマダラ  199

今回の八重山撮影行で、どうしても撮影したい蝶のひとつが、このタイワンキマダラだった。このために、ガイドさんに、一番可能性の高いポイントに案内していただいた。そんなに山奥でもなく、海岸近くの樹林に生息しているという。リゾート開発で、この蝶の生息も危ぶまれたこともあったという。ただ、そんなに多くはないが、5か所くらいで目撃しているので、この一帯で生き続けているようだ。
撮影をあきらめかけた頃、シロノセンダングサの花に止まっている、それらしい蝶を発見。近づくと、初めて見る、憧れのタイワンキマダラだった。ただ、この蝶は、ゆっくり吸蜜することなく、花から花へ移動するため、撮影は、ことのほか苦労した。もっと、いい絵を作りたかったが、次回の課題としたい。(2013年11月13日・西表島)

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by kazenohane | 2013-12-11 21:44 | タテハチョウ
シロチョウの仲間は、陽光の降りそそぐ、開けた草原のような環境に多いが、このクロテンシロチョウは、樹木の被い茂るような暗い場所(写真参照)に多いようだ。翅の形といい、弱々しい飛び方といい、どこかヒメシロチョウの雰囲気を感じさせる。ただ、この蝶は、信州の明るい高原に見られ、まるで棲んでいる環境が違う。
雨模様の天気だったが、林道脇に咲くセンダングサの白い花に、この蝶が吸蜜に来ていた。昨年、撮影に失敗しているだけに、今回は、反省を生かしたい。晴れているときは、樹林の中に隠れてしまうが、天気が幸いしたのか、やや明るい場所で撮影できた。それでも、背景が暗く、どうしても露出オーバーになり、翅の微妙な模様が白く飛んでしまうため、露出補正は必要になる。この弱々しい蝶のどこに、よその地で根を下ろして定着する力があるのだろうか。(2013年11月12日・石垣島)

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▲クロテンシロチョウの生息する石垣島の密林
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by kazenohane | 2013-12-07 13:01 | シロチョウ
「涙そうそう」を歌っていた夏川りみさんを、ご存知だろうか。透き通るような歌声に魅せられ、CDまで買って、何度も聞いていたことを思い出した。歌のバックに流れる三線の伴奏には、沖縄への憧れをかき立てる何かがあるようだ。
夏川りみさんの愛らしい目には、どこか八重山の雰囲気を感じる。勝手な妄想かも知れないが、リュウキュウヒメジャノメの目玉模様を見ていると、夏川りみさんの目を連想する。
濃い褐色に、はっきりした白帯模様、そして何よりもぱっちりした目玉と、きらりと輝くアイキャッチは、まさに琉球美人そのものだ。亜熱帯植物の被い茂る八重山の楽園へ、また彼女に会いに、いそいそと出かけたくなる師走の季節がやってきた。(2013年11月11日・石垣島)


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by kazenohane | 2013-12-04 09:10 | ジャノメチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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