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ギフチョウ(4)  223

私の故郷「岐阜県」にゆかりのあるギフチョウは、近くて遠い蝶だった。いろんなところで見かける割には、まともに撮影できた試しがない。たまたま休日の続いた期間に、蝶友から誘いを受け、結果的に一日おきに撮影に出かけることになった。三日間で、これだけ身近にギフチョウを感じたことは初めてだ。
アセビの白い花にギフチョウが訪れるシーンがきっちり撮影できたら上々の首尾と思っていただけに、この蝶をいろんな視点で撮影できたことは、大きな成果だ。これも蝶友のみなさんの好意がなければ、できなかったことだろう。ブログで、これだけの蝶のネットワークが広がるとは、想像もしていなかった。(2014年3月28日・浜松市)

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by kazenohane | 2014-03-30 20:52 | アゲハチョウ

ヒオドシチョウ  222

越冬から目覚めたヒオドシチョウを見ると、どこか長い戦いに敗れた落武者の雰囲気を感じてしまう。緋縅の鎧をまとい、温かい春の陽を浴びながら、しばし翅を休めている。この山の頂上付近の散策道の至るところで、ギフチョウとテリトリー争いを繰り広げ、やがては、道の両側の朽ちた木製の杭の上に止まる。
花には訪れないため、どうしても地面にべったりと翅を広げている姿を撮影することになる。ただ、木製の杭にも時々、止まることもある。朽ちた杭は、古い時代の木の化石のような趣きがあり、なぜか、この蝶の背景の舞台には、ふさわしいような気がする。(2014年3月28日・浜松市)

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by kazenohane | 2014-03-29 00:09 | タテハチョウ

ギフチョウ(3)  221

尾根の頂上付近のアセビの木は、さながら蝶たちのレストランだ。白い花を咲かせる早春の頃、ギフチョウをはじめコツバメ、ミヤマセセリなどの蝶たちが盛んに吸蜜に訪れる。気温の上がり始める午前10時頃から、尾根筋の道を周回していたギフチョウがアセビの花で少し早いランチを楽しんでいるようだ。この山には、カタクリやスミレの花は、あるが数が少なく、蜜源としては物足りないだろう。アセビも至るところにあるのではなく、特に蝶道の途中にある、この木は蝶たちにとっては、大切な花に違いない。
ちなみに、この山の植生は、私の子供の頃に遊んだ故郷の山と大変よく似ている。ミツバツツジ、ソヨゴ、リョウブ、アセビなど日当たりのよい痩せ地に多い植物が多い。植物が成長して環境が変わると、ギフチョウもいなくなる可能性もあるだろう。(2014年3月25日・浜松市)

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by kazenohane | 2014-03-26 14:13 | アゲハチョウ

ギフチョウ(2)  220

ひとりでストイックに蝶の写真を追求するのも、それはそれで楽しいかもしれないが、最近は、写真仲間と一緒に出かけることが多くなってきた。ギフチョウの有名な発生地K山でも、顔見知りの仲間と久しぶりに再会でき、いろんな会話が弾んだ。
いつも最初に蝶を見つけてくれる相棒から、ギフチョウ発見の携帯電話が入り、急いで駆けつけた。どうやら羽化したての蝶で、しばらくは飛び立つ気配もなく、思う存分に撮影することができた。他のメンバーも集結して、さながらのモデル撮影会が始まった。ギフチョウの監視員もこの場に加わり、とても楽しいひとときだった。少し高年齢のオフ会という雰囲気だった。
ただ、写真は、ほぼ同じアングルのため、同じような写真が登場するに違いないが、それもブログの楽しみだろうと思う。(2014年3月23日・浜松市)

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※みなさん、大変お世話になりました。
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by kazenohane | 2014-03-24 18:35 | アゲハチョウ

モンシロチョウ(2)  219

「蝶ちょ蝶ちょ 菜の花に止まれ♪」の童謡そのままのシーンが目の前で繰り広げられていた。天白川の南斜面の堤防には、最近カラシナが大繁殖している。定期的に草刈がされるため、今まで繁茂していたクズがずいぶん少なくなってきた。そのせいか分からないが、このモンシロチョウやツマキチョウが多くなってきたような気がする。このように食草の植生は、蝶にとっては死活問題だろう。
花粉の発生状況は、非常に多いという新聞記事を見て、今日は見合わせようとならないところが、蝶カメの執念かもしれない。マスクをしたまま、ファインダーを覗くと、たちまち曇り、外そうとして紐が切れてしまった。花粉症の影響なのか、チクチクする目でピントをマニュアルで合わせるのも、なかなか難しい。歳を重ねると、ぐちや言い訳が多くなるようだ。(2014年3月15日・名古屋市)

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by kazenohane | 2014-03-15 20:16 | シロチョウ

ベニシジミ(6)  218

やっと展覧会から解放されて、近くの天白川の河川敷に出かけてみた。しばらく見ないうちに、カラシナやタンポポの花も咲き、モンキチョウやベニシジミ、キタテハが普通に飛んでいた。
花粉症でマスクが手放せないが、このスタイルで撮影するとファインダーが曇り、蝶にピントが合わない。仕方なく、マスクを外して、久しぶりに蝶を追いかける。しばらくは、運動不足で蝶の動きについていけないが、だんだん、体にエンジンがかかり、斜面もすいすいと登ることができた。今年もいけそうな感触をつかむことができた。しかし、1時間も追いかけていると、さすがにバテてしまった。それでも、初蝶のベニシジミを何とか撮影することができた。(2014年3月12日・名古屋市)

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by kazenohane | 2014-03-12 19:22 | シジミチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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