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ウラクロシジミ(2)  256

チョウセンアカシジミの生息する町に列車で着いたが、まだ宿に入るには時間が早く、地図で蝶のいそうな林道を見つけた。撮影ポイントが分かっていれば、この蝶を事前に撮影するという選択肢もあったが、明日のお楽しみにしておいた。
林道を歩きながら、今年まだ見ていないミズイロオナガシジミをカメラに収め、さらに奥へ進むとクリの花にウラギンヒョウモンが群れていた。アカシジミやウラナミアカシジミを期待したが残念ながら発見できなかった。起点から4キロくらい歩いたところに、草地があり、そこにヒメシジミがナワシロイチゴの花に集まり吸蜜に励んでいた。人にも車にも遭わない初めて通る林道は、ひとりでは少し心細い。まだ、6月は陽が長く、日没までにたっぷり時間はある。山の涼気を含んだ風が通り抜け、ふと自分は今、何をしているのだろうかと考えてしまう。
折り返して、もういちど丹念に下草を確認していたら、とっさに名前は分からなかったが、ウラクロシジミ(後で確認)を見つけた。乳白色の表翅を開きそうになったので、しばらくカメラを構えて待っていたが、また閉じてしまった。往復10キロあまりの林道散策では、いろんな蝶と出会い、楽しいひとときを過ごすことができた。

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by kazenohane | 2014-06-29 09:30 | シジミチョウ
キマダラルリツバメの青い輝きを一度見てみたいと思っていた。昨年の今頃、ダンダラさんに、「ぜひ見たいので来年、ごあんないしていただけますか」とぶしつけなお願いをしたところ、快く受けていただき、やっと夢が実現した。ただ、蝶の撮影は、うまくいくときもあれば、だめなときもあり、現地に行ってみないと分からない。
5人のメンバーで期待に胸を膨らませ、生息地に向かった。すざましい数のヒメシジミがあたり一面に飛び交っていた。千葉から来たという蝶カメラマンが見つけてくれた交尾シーンを交代で撮影した。草が被り、撮影には苦労したが、何とか隙間を探して捉えることができた。やがて、この蝶を大切に守って情報提供をされているTさんが、もっと撮影し易い場所に交尾個体を移してくれ、魚露目でも挑戦してみた。
Tさんは「ヒメシジミとハリブトシリアゲアリとシオデの見られるところにキマダラルリツバメが生息している」という。山菜として知られているシオデに興味があり、詳しく特徴や料理法などを教えていただき、Tさんのお店で、ざるそばを食べたとき、茹でたシオデを出していただいた。アスパラガスに食感が似ているが、繊維質がないので食べ易く美味だった。
ケイタイが鳴り、駆けつけると、何とキマダラルリツバメが翅を開いていた。青い輝きが目に入り、夢中にシャッターを押した。少し翅が破損しているが、その美しさの前には、さほど影響はないだろう。このシーンを見たくて東北まで遥々訪れたといっても過言ではない。

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▲ダンダラさんからお借りした魚露目レンズ付きカメラで撮影してみました
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by kazenohane | 2014-06-26 23:28 | シジミチョウ
まだ訪れたことのない未知の土地は、旅ごころを満喫させてくれる。ローカル線で、地方の町の駅を降り立つと、昔訪れたことがあるようなデジャブな感覚になるのは、私だけだろうか。ビジネスホテルという名前になっているが、食事つきのアットホームな駅前旅館だった。「どこさから来たべ」と聞かれたときは、ああ東北に来たなという実感が湧いてきた。夜食もお願いしたが、ワラビやゼンマイなどの山菜料理が、とても美味しく大正解だった。
ここでは、町ぐるみでチョウセンアカシジミを守っているような感じを受けた。町役場の人に、この蝶は、どこにいるのか聞いてみたところ、「役場の庭でいくらでも飛んでいる」と教えられたが、怪しまれそうで止めた。
翌日、ダンダラさんの案内で、midoriさんdaronさんAkakokkoさんと私の総勢5人のメンバーが、この蝶のポイントに向かった。初めは少なく、どうなることやらと心配したが、時間と共にたくさんのチョウセンアカシジミが現れた。いろんな撮影スタイルがあり、同じ場面でも全く違う写真になるような気がする。蝶を撮ることの楽しさを十分に味わった。

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by kazenohane | 2014-06-24 15:48 | シジミチョウ

ミドリシジミ(3)  253

朝露に濡れた下草の上にミドリシジミが翅を開いてとまっている姿を見つけるのは、とても楽しい。丹念に探すと、あちらにも、こちらにも翅を開いた個体が見つかり、いろんな角度で撮影した。撮影場所は、足場が悪く、全方向に回り込んで撮影することが難しく、蝶の止まった都合のアングルになるのは仕方がない。
時間とともに下草に止まっている蝶もほとんど見られなくなり、竿を使って落葉樹を叩くと、びっくりして下草に止まったところを撮影した。この蝶には、有効な方法だろう。

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※ミドリシジミの撮影にご案内いただいた蝶友さんに感謝です。
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by kazenohane | 2014-06-15 18:58 | シジミチョウ
ウラナミジャノメをさがしている時に、現地でお会いした方がウラゴマダラシジミを見つけてくれた。ここで出遭えるとは思ってもいなかった。暗い藪の中のササの茎に止まっているところを撮影していると、だんだんと明るい場所に移動した途端、翅をゆっくり開き始めた。清楚な感じのする裏翅は、過去に何度か見ているが、開翅した姿は、今回が初めてだ。
この場所から少し離れたところには、イボタノキもあり、発生してもおかしくない環境だ。たびたび野山にでかけていると、こんな素敵なプレゼントもある。

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※現地でお会いした方へ、お世話になりありがとうございました(^^♪
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by kazenohane | 2014-06-12 16:13 | シジミチョウ

ヒメヒカゲ(5)  251

みなさんのヒメヒカゲのブログに触発され、時間の空いた平日に東三河の生息地に出かけた。至るところで飛んでいたが、ややピークを過ぎた個体が多く、あの美しいキャラメルカラーが、あまり見られないのは残念だ。ひらひらとせいぜい1メートルくらいを飛ぶと、ササの葉などに止まってくれるので、撮影はそれほど難しくないが、斜面のアップダウンは、結構足腰に負担がかかる。
暑さのせいもあるが、2時間くらい撮影したところで、ヒメヒカゲの撮影を切り上げた。蝶の撮影に来ていた同好の人と、ウラナミジャノメを探しながら、蝶のよもやま話に花を咲かせた。

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by kazenohane | 2014-06-09 20:39 | ジャノメチョウ
真夏のような暑い日、黄土色の蝶が飛び立った先を確認すると、サトキマダラヒカゲだった。一度、木の幹に止まると、翅を閉じて、しばらく動く気配もない。あまり、小細工をする余地もないので、できるだけ、寄せ木細工のような模様をシャープに写すことだけを心がけた。
いつも頭を悩ませるのは、この蝶がサトキマダラヒカゲなのか、ヤマキマダラヒカゲなのか、とっさに判断できない。撮影した画像をモニターで拡大しながら、どちらか判別する。どんどん拡大していくと、模様が抽象画のようなアートに変身する。そもそも、蝶の写真を撮り始めた動機は、翅の美しい模様に魅せられ、それを写しとめておきたいと思ったことからだ。そんな意味では、この蝶は最高級の宝物に違いない。

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by kazenohane | 2014-06-01 09:09 | ジャノメチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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