<   2014年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

この林道は、民家に近いせいか自生植物だけではなく、パパイヤやハイビスカス、ゲットウなどの栽培植物も野生化して植生の一部として生えているようだ。そんな影響もあるのか、蝶の種類も多く、ざっくり数えただけでも20種を下らない。いわば、蝶の楽園とは、このような場所をいうのだろう。
ガイドさんが「タイワンアオバセセリがいるよ」と教えてくれなければ、たぶん気付かなかった思う。いつでも普通に見られる蝶ではなく、竹富島で見て以来、今回で二度目の出会いで、しかも新鮮な個体だ。ただ、アオバセセリとは、姿は似ているが色彩は、どちらかというとキバネセセリの方に近い感じがする。そういえば、アオバセセリも八重山には生息しているはずだが、まだ見たことがない。


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▲パパイヤの生える林道

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by kazenohane | 2014-10-30 11:19 | セセリチョウ
同行の蝶友も、この蝶が飛んでいるときの青色の美しさに魅力を感じていたようだが、私も撮影はできなかった、あの独特の青色の美しさに、すっかり魅せられてしまった。数年前に、石垣島の林道で梢の高いところで、ルリウラナミシジミが舞っている姿を遠目で見たことがある。その時は、どんな蝶なのか、確認できなかったが、今回は目の前をたびたび飛んでくれたせいで、比較的よく分かった。
白いセンダングサの花に吸蜜するシーンを、魚眼で撮ろうと失敗を繰り返しながら、接近を試みた。この蝶は、開翅することはなく、残念ながら裏翅だけの写真になってしまったが、青い表翅の撮影は、今後の課題だろう。


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by kazenohane | 2014-10-28 19:22 | シジミチョウ
地元の知多半島では、たびたび見かけたヤクシマルリシジミも、今まで八重山では見たことがなかった。石垣島のセンダングサの花の咲き乱れている林道で、どこかで見たような模様の蝶を発見。何度も八重山を訪れているが、この蝶に初めて出会い、なぜかほっとした気分になった。それでも最盛期のクロマダラソテツシジミのような数には、はるかに及ばない。
八重山を訪れるようになって、いつも不思議に思うことは、白いセンダングサの花にほとんどの蝶たちが吸蜜しているが、この植物も帰化植物で昔から生えていたわけではないという。この植物が生えてない時代には、どんな植物の花に蝶たちは集まっていたのだろうか。
そういえば、知多半島のヤクシマルリシジミは、帰化植物のセイタカアワダチソウの花で吸蜜しているところを何度も見かけた。考えてみれば蝶にとっては、どこの国の植物かどうかは関係ないことかも知れない。


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by kazenohane | 2014-10-26 10:08 | シジミチョウ
いつも出迎えてくれる特別な蝶マサキウラナミジャノメには、今回、出会うことがなかった。めんどくさい話になるが、自分の名前がマサキでこの蝶の名前にもマサキが付いているだけのことで、私が発見したとか、そんな大それたことでもない。いつも、ここで撮影することを楽しみにしていただけに少々残念な気がする。
ただ、今回は、いつも滅多に出会うことのないヤエヤマウラナミジャノメを何度も目にした。どこが違うのか、一目瞭然で、マサキウラナミジャノメのように裏翅の白帯がはっきりしていない。本州のウラナミジャノメに近い雰囲気をこのヤエヤマウラナミジャノメに感じる。この日は、台風の影響で風も強く、ときどきスコールのような雨に遮られ、レンズに水滴が付かないように覆い隠して、雨が上がったときを見計らって撮影した。
石垣島には、こんな写真のような林道が多く、蝶もたくさん生息しているようだ。


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by kazenohane | 2014-10-24 10:35 | ジャノメチョウ
台風19号は、沖縄本島をかすめ、八重山方面には、それほど影響はなかった。それでも、さすがに風は強く、遮られそうな木の覆い茂った林道を歩く。
石垣島の暗い密林のような場所でよく見かけるクロテンシロチョウ。そんなに素早い印象はないが、なぜか敏感で撮影には、いつも苦労させられる蝶だ。そういえば全く生息する環境は違うが、弱々しい飛び方は、ヒメシロチョウを思い出させる。今回は、魚眼のため、ぎりぎりまで近接しないと、画面には何が写っているか分からなくなりそうだ。運よくセンダングサの花に吸蜜しているところを手だけを延ばして、ノーファインダーで何枚か撮影することができた。密林と言葉で言っても、なかなかイメージが伝わらないので、今回は蝶の生息する環境も併せて撮影した。


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▲ギランイヌビワ

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by kazenohane | 2014-10-22 09:22 | シロチョウ

シロオビアゲハ(3)  293

八重山で最もよく見かける蝶は、スジグロカバマダラ、リュウキュウアサギマダラ、そしてこのシロオビアゲハではないだろうか。最初の八重山行きで撮影を済ませてしまうと、あまり熱心に追いかけないようだ。こ踊りしたくなるような歓喜の出会いも、いつしか忘れ見向きもしなくなる身勝手さに今回は、あらためて気づかされた。仮定の話だが、これらの蝶が本州で見つかれば、大変な騒ぎになるに違いない。
いつもマクロレンズで撮影していると、そんな視点で撮影できるシーンばかりを探してしまう。今回は、そんな意味でも魚眼の視点で見たら、どんな世界が広がるのか、少しわくわくした気持ちで撮影に取り組めた。
白いセンダングサの花が金網のフェンス越しに咲き、それにシロオビアゲハが吸蜜に訪れていた。水たまりのあるアスファルトの道路には車が止まっている。八重山なら、どこにでもある日常的な風景だが、なぜか新鮮に思えるのは、なぜだろうか。


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by kazenohane | 2014-10-20 09:42 | アゲハチョウ
2年前の八重山撮影行のときは、クロマダラソテツシジミがどの島でも大発生していた。ソテツというソテツが食い荒され、この蝶のすざましい繁殖力に驚いたものだ。今回、石垣島を回っても、この蝶は少なく、その反動があったのだろうか。
嵩田植物園でカバマダラを撮影しているときに、ホリイコシジミかと思うくらい小さなシジミチョウを発見。ここのママさんが「クロマダラソテツシジミさあ~」と教えてくれた。本州でも見たことのない小さな蝶は、閉じた翅を開き、撮ってくれと言っているような気がした。


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by kazenohane | 2014-10-18 13:04 | シジミチョウ

カバマダラ(2)  291

台風19号が沖縄に向かっていることも知りつつ、8回目の八重山撮影行に出掛けた。予想外に強風域が広く、風と雨の中の撮影だったが、蝶たちも、この気候に慣れきっているのか案外平気で飛んでいた。今回は、地元の天白川でテストした魚眼で、すべて撮影することにした。もちろん重い一眼レフカメラとマクロレンズも用意したが、使われることもなく、カメラリュックの中で休憩していた。マクロがあれば、撮影できたシーンにもたびたび出会ったが、魚眼の視点で蝶を見ることに徹した。
石垣島で一番高い於茂登岳の麓に嵩田植物園という素敵なレストランがある。ここは、蝶の愛好家が集まることでも知られている。いわば蝶の情報交換の場といっていいだろう。このレストランの一番のお勧めは、亜熱帯の珍しい果物がふんだんに入っている「フルーツカレー」で、甘酸っぱいフルーツとカレーの味が絶妙。
さて、余談はこれくらいにして、この植物園の中を自由に舞っているカバマダラは、いつも撮影したくなる亜熱帯の雰囲気のある素敵な蝶だ。いつも、追いかけ回して撮影しているが、今回は、アスクレピアスの花に吸蜜してくれたせいで、比較的スムーズに撮影できたようだ。


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by kazenohane | 2014-10-16 11:01 | マダラチョウ
明るく開けた天白川河川敷にも、日陰を好むジャノメチョウの仲間が生息している。川のところどころに生えているヤナギの木の周りには、ヒメウラナミジャノメやヒメジャノメが少ないながらも見られる。葉の茂っている季節は、日陰になり、これらの蝶たちが棲みついたのだろう。
天白川では、数年に一回くらい、大雨で河川敷まで水を被り、これらのヤナギの木が流されてしまうことがある。流れ着いた場所で、また幹から延びた枝が大きくなり、数年で元の木くらいの大きさに成長する。幸いにも、この場所のヤナギの木は流されることもなく、すぐ近くにある学童保育のこどもたちの木登りに活用されているようだ。このままの状態が続けば、蝶たちも安泰だが、この先のことは、どうなるのか分からない。


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by kazenohane | 2014-10-03 09:58 | ジャノメチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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