<   2016年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

辛菜の咲く頃

 天白川の36度目の春が今年もやってきた。桜の花の満開の頃、河川敷に咲くカラシナの花にいろんな蝶が訪れる。どういうわけか、あれだけ河川敷を黄色のじゅうたんのように染めていたカラシナがずいぶん少なくなってきたような気がする。それでも、ところどころに生えているカラシナの花には、ツマキチョウやモンシロチョウ、ベニシジミなどの蝶が訪れ春を謳歌しているかのようだ。
 天白川の緑道で撮影していると、いろんな人が話しかけてくるが、たいていは鳥を撮っていると思われているようだ。カワセミが昔と比べると少なくなったという。なんでも餌となる小魚がいなくなったのが原因という。そう言われれば、最近カワセミをあまり見かけないような気がする。あまり話が長くなると、撮影どころではなくなるので、今日は鳥はお休みで、モンシロチョウを撮っていると説明すると、がんばってくださいと激励され、やっと解放される。
 この地を離れる前に、どうしても天白川の春の蝶を撮影したかったので、これで思い残すことはない。しかし、考えてみれば自宅から歩いて5分の場所で蝶や鳥が撮影できるなんて恵まれた場所に住んでいるのだなと思う。たぶん、ここを訪れることは無いと思うと、なんだか少し寂しい気もする。36年間お世話になりました天白川様。


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▲ツマキチョウ

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▲ツバメシジミ

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▲モンシロチョウ

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▲ベニシジミ
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by kazenohane | 2016-03-31 14:19 |

ご神木の蝶

 2年ぶりにアセビの花を訪れるギフチョウの撮影に出掛けた。この山を巡る周遊路で出会った蝶カメラマンの一言が妙に印象に残った。「ギフチョウの訪れるアセビの木は、ご神木と呼ばれています」とのこと、確かに、この山のギフチョウを撮影するには、山の頂き近くのアセビの木の下で蝶の訪れるのを待つことが、よい写真を撮る一番の近道かも知れない。そのことが知られるようになったのか、今日も平日にも関わらず何人かの蝶カメラマンがこの木の下で待機していた。この山の生物調査をしている女性の話では、休日には120人くらいのカメラマンが訪れるという。多少、大袈裟な数だと思うが、ご神木を詣でて、ギフチョウを有難く撮影させていただくことには感謝している。
 さて、先回よりも、進化した写真を撮影しようと、いろいろ工夫するがなかなか思うような写真が撮れない。カメラを変えたり、レンズも変えたりしても、腕が急に上がるわけでもなく、変わり映えしない写真ばかりだ。こうなると、ご神木に向かって合掌したくなるのも人情だろう。だからこそ、蝶の撮影は難しく奥が深い趣味なんだろう。


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by kazenohane | 2016-03-23 22:20 | アゲハチョウ

天白川の水鳥

 4月にこの地を離れるが、そんな中でいろんなシーンで登場するのが天白川だ。子どもたちをベビーカーに乗せて散歩したこと、川岸に咲くソメイヨシノの夜桜見物、河川敷に咲くヒガンバナを訪れるアゲハを撮ったこと、いろんな思い出の詰まった天白川物語は、語りつくせないだろう。
 この冬から鳥の撮影を始めたが、今まで関心がなかったせいか、こんなにも鳥の種類が多いことに驚いた。もっと早く、このことに気付いていたら楽しみが広がっていたのかもしれない。


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▲マガモ

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▲カルガモ

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▲カワウ

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▲オシドリ

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▲バン

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▲コガモ
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by kazenohane | 2016-03-12 21:16 |

公園の鳥たち

 私の版画教室に通っている鳥撮影のスペシャリストの女性から、名古屋市内の公園に行くように勧められた。今だったら、トラツグミやカケスが見られるかもしれないという。広大な公園内のどこにいるのかも分からず、とりあえず、三脚にキャノンのでっかいレンズを付けた鳥撮り屋さんに「トラツグミどこにいますか?」と聞き回った。私と同じ天白区原に住んでいるという沖縄出身の人が、それならということでポイントまで案内していただいた。しばらく待ち、出現するのを待つ。やがて、個性的な模様のトラツグミが明るい場所まで出てきた。ついつい蝶を撮る習性で前に出ると、「それ以上、前に出たらだめ!」と叱られてしまった。前に出るとカメラマンに鳥が驚いて隠れてしまい、しばらく出てこないという。鳥にストレスを与えないために、超望遠で遠くから撮影しているようだ。ここは、鳥が集まる場所のようで、憧れのルリビタキ♀も撮影できた。
 自然の山をそのまま生かした公園には、野鳥がとても多い。シロハラやジョウビタキはいたるところで見られ、アオゲラやアカゲラ、エナガなども撮影は叶わなかったが生息しているようだ。同じ場所に何回も通わないと、いい写真は撮れないと案内してくれた鳥撮り屋さんから教えられた。いかに、自分がお気楽鳥カメラマンであることを痛感したが、このスタンスはこの先も変わらないだろう。




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▲ジョウビタキ♂

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▲ジョウビタキ♀

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▲キジバト

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▲シロハラ

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▲ルリビタキ♀

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▲トラツグミ

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▲オナガガモ






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by kazenohane | 2016-03-06 21:00 |

早春の妖精

 2月28日、暖かい陽気に誘われて、近くの天白川の河川敷に出掛けた。そろそろ、ベニシジミやモンキチョウなどの新生蝶が見られる季節も例年この頃だ。最初に越冬していたキタテハが枯れ草の上で翅を広げて日光浴でもしているような雰囲気で止まっていた。いくぶん、翅の破損があるものの、まだまだ元気そうだ。この蝶の写真は、幾度となく撮影しているので、今回は見合わせ、新生蝶を探してみた。
 しばらく探しているうちに、枯れ草の上に新鮮なベニシジミが止まっているところを発見。この蝶を見ると初めて春の訪れを実感させてくれる。今日は他の蝶がいても、とことん、この蝶をモデルにいろんなポーズを撮影してみようと試みた。いつも鳥を撮影している望遠ズームにテレコンを付け、果たして小さなベニシジミを撮影できるのかもテストしておきたかった。どうしてもマクロレンズの感覚が残っているため、接近して撮影したくなるが、これでは近過ぎてピントが合わない。ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返し、すぐに200カットを越える撮影枚数になってしまった。特に背景が美しくぼけているのかどうか、そのあたりの仕上がりが気になる。昨年の広角表現から、今年は望遠表現で特に背景の美しさにこだわってみたい。


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by kazenohane | 2016-03-01 15:09 |

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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