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内海まち歩き 12

 しばらく訪れていなかった内海の町をカメラを片手にぶらりぶらりと散策した。内海と言えば夏の海水浴場で有名な場所で、こどもだった頃から何度も来ている馴染みの場所だ。ただ、町の中を歩いていると、古い建物が残り、江戸時代から栄えていた町の面影が色濃く残っている。何でも、内海船の船主だった内田家の邸宅がそのまま大切に保存され、今でも公開されているようだ。この界隈にはお寺や神社なども多く、内海の町の中心だったのかもしれない。
 さて、冬の日没は早く、急がないと日が暮れてしまうので早足で海水浴場に向かう。町の中を流れる内海川沿いに見られる風景は、どことなく昔の港町の雰囲気を醸し出しているように感じる。夕暮れの風景には、遠い日に見た故郷の懐かしい追憶の風景が重なる。なんとか、美しい夕景に間に合い、久しぶりの内海の町歩きを終えた。いろんな好奇心を満たす3時間あまりの楽しい撮影散策だった。

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▲内田家のある路地

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▲壁を紅く彩るツタの紅葉

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▲板塀が壊れ、むき出しになっている土壁

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▲整然とした内田家の黒い板塀

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▲暖かい海辺の町に似合うアロエの赤い花

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▲板塀の続く路地の先には何があるのだろうか

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▲古い民宿の建物には猫がくつろいでいた

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▲内海橋の下の水面には、もうひとつの風景が

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▲抒情を感じるたそがれの川面風景

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▲内海海水浴場に沈む夕陽


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by kazenohane | 2016-12-27 20:56 | 風景
 地方に住んでいると、なかなか東京で展覧会に参加する機会がない。友人の作家から紹介を受け、得意の花作品ならということでお仲間に入れていただくことになった。東京展は、1992年の銀座松屋以来で、25年ぶりの発表だ。話が急だったため、新作が間に合わず、少し前の作品(案内状の作品)が中心になるが、今回ブログで紹介したハガキサイズの作品は、すべて新しくこの展覧会のために作った。これらの作品を3種ずつひとつの長い額に入れてみた。字は少し違うが「三味一体」そんな狙いが、うまく表現されているのか、見どころだ。
 もし、東京の日本橋方面に出掛けられることがありましたら、いちどご覧ください。1月4日午後1時~4時くらいに会場にいますので、お声をかけてください。

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by kazenohane | 2016-12-18 19:19

定光寺の紅葉

 愛岐トンネル群の撮影を終え、久しぶりに近くの定光寺まで足を延ばした。近いから、すぐに着けると思っていたが、定光寺駅から橋を渡り長い坂道を登ることが、こんなに大変とは予想外だった。さて、この一帯の自然林は、何度も蝶や花の撮影で訪れているが、定光寺は、ひょっとすると中学校の遠足以来かもしれない。そうなると、何と50数年ぶりの再訪となる。そのためか、この寺の記憶が全くなく、行き方まで忘れている。そんなせいで、近道の参道ではなく、迂回している車道を歩いたせいで、ずいぶんと遠回りしてしまった。こんな道は、来たことがないので、不安になり通りすがりの女性に思わず、この道でいいのか聞いてみた。遠くに寺の屋根が見えたので、なんとか辿りつけそうだ。
 立派な本堂が突然現れ、やはり定光寺は徳川家ゆかりの寺だけに名刹だった。光の具合がよくなかったので建物を撮らなかったが、モミジの紅葉はピークで、そんな意味では大正解だったようだ。紅葉や桜は、あまりにもポピュラーな写真の被写体ということもあり、今まで敬遠してきたが、今年は特に紅葉の写真を撮る機会が多かった。暖かい小春日和に石仏たちも美しい紅葉を堪能しているようだ。

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by kazenohane | 2016-12-09 12:48 | 風景

愛岐トンネル群を訪ねて

 今から50年前の話になるが、高校を卒業して初めて名古屋の出版社に就職した。今なら快速で30分あまりで名古屋に着くことができるが、当時は蒸気機関車で1時間30分もかかり、通勤も大変だった。多治見から高蔵寺までの間に14のトンネルがあり、冷房のない夏場は、窓を手で開けなればならなかった。ただ、トンネルに入ると蒸気機関車の煙が車内に入り込むため、窓をいちいち閉める必要があった。そんな作業もたいして苦痛ではなく、当たり前のように繰り返していたようだ。人生のうちで一番楽しく、悩み多い青春時代だった。
 そんな思い出のあるトンネルを一般の人に解放しているという情報を聞き、さっそく友人と出掛けてみた。中央西線の複線電化に伴い、明治時代に造られた、これらのトンネルは使われなくなってしまったという。2008年から、保存再生プロジェクトで貴重な近代化遺産として「愛岐トンネル群」の一部を春と秋に一般公開されるようになったようだ。
 中央西線の定光寺駅を降りると、同じような格好をした年配の人たちであふれていた。このトンネル群を歩く目的で、こんなに多くの人が集まるのか驚いた。いつも人混みを避けて野山に出掛けることが多いので、少し後悔したが、50年ぶりに、このトンネルを通ると懐かしい思い出が甦ってきた。この廃線路には、美しく紅葉したモミジが多く見られ、50年前にも車窓から、こんな美しい風景が見られたに違いない。


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by kazenohane | 2016-12-02 20:24 | 風景

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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