ヤマキチョウ  032

アザミの花を
訪れているヤマキチョウ
翅の様子から
どうやら越冬したようだ
昨年7月に羽化したと仮定したら
なんと成虫になって
1年も生き続けていることになる
高原の厳しい冬を越し
また、1年前と同じ夏の風景を
眺める気分は
どうなんだろうか。
2012年7月9日 長野県木曽町

a0277496_213146100.jpg

[PR]
# by kazenohane | 2012-07-27 22:00 | シロチョウ

ホシミスジ  031

黄色の星を
散りばめた花の食卓で
悠然と蜜を吸うホシミスジ
どこからともなく
食卓めがけて
蝶たちがやってくる
そして、どこともなく
飛び去って行く
高原のランチタイムは
いつまでも、いつまでも
続いている
2012年7月9日 長野県木曽町

a0277496_22225513.jpg

[PR]
# by kazenohane | 2012-07-25 22:43 | タテハチョウ
どこにでもいる蝶は
日常の中の風景に
融け込んでいるから
なかなか見えない
高原の花園に舞う
純白のスジグロシロチョウは
その存在感を
如何なく発揮している
美しい背景さえあれば
見えなかった蝶が
生き生きと
躍動するだろう
2012年7月19日 長野県木曽町

a0277496_15525192.jpg

[PR]
# by kazenohane | 2012-07-24 16:17 | シロチョウ
a0277496_22382149.jpg


20年前のスライドフィルムの中に
まぎれもなく
ウラギンヒョウモンが
写っている
不思議なことに
どの写真も
アザミの花を訪れている
そして今、この蝶は
同じ花を訪れ吸蜜している
さらに20年後の
パソコン画面のこの蝶は
同じだろうか
2012年7月9日・19日 長野県木曽町

a0277496_22385589.jpg

[PR]
# by kazenohane | 2012-07-22 23:44 | タテハチョウ

クジャクチョウ  028

表は派手な赤
裏は地味な黒
これだけ極端に違う蝶は
珍しい
汗ばんだ腕をめがけて
いきなり飛び込んできた
クジャクチョウ
やはりタテハの仲間だ
花に来てくれたら
撮ろうと思っていたが
林道の地面で
翅を閉じて吸水中
こうなったら
我慢比べしかない
「開けゴマ」と心の中で呪文
開いたときに
すばやく撮る
こんなぜいたくな遊びを
繰り返す
静かな高原の午後
2012年7月19日 長野県木曽町

a0277496_22311220.jpg

[PR]
# by kazenohane | 2012-07-21 22:58 | タテハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31