どんな蝶にも
何らかの模様はある
それがその蝶の
アイデンティティーに
なっている
模様のほとんどない
スジボソヤマキチョウは
翅の尖った形で
その個性を主張しているのだろうか
高原でこの蝶に出会うと
ああ、ここは高原なんだと
妙に納得させられる
爽やかな
淡い黄色に
青春の残り火を
想う
2012年7月19日 長野県木曽町

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# by kazenohane | 2012-07-20 10:31 | シロチョウ

クロヒカゲ  026

ジャノメチョウの渋い
翅の模様に
最近、魅せられている
落ち着いた配色のクロヒカゲ
そんなに色は
ないだろうと
数えてみたら
なんと8色で
デザインされていた。
ぜいたくな蝶だ
2012年7月9日 長野県木曽町

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# by kazenohane | 2012-07-16 21:09 | ジャノメチョウ

コキマダラセセリ  025

高原の夏を
わがもの顔で
飛び回るヒョウモンたちほど
目立たないが
花をひんぱんに
訪れるセセリたちも
なくてはならない
名脇役だろう
黒いまんまるの目玉と
黄土色のドレスをまとった
コキマダラセセリは
お気に入り蝶の
リストに
どうしても
入れておきたい
2012年7月9日 長野県木曽町

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# by kazenohane | 2012-07-16 20:31 | セセリチョウ

ヒメシジミ  024

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おびただしい数の
ヒメシジミたちは
おそらく最近、羽化したに違いない
ススキの葉に
群れをなして止まっている
雄と雌は一目で分かるように
色違いになっている
この蝶たちにも
色の見分けが出来るのだろうか
小さな蝶は
そのしぐさがとても可愛い
絵本の中に登場する
妖精のたわむれのようだ
長い時間、眺めていると
自分も不思議な
妖精の世界に
紛れ込んだような
錯覚に陥る
ふと我に帰ると
陽が西に傾きかけていた
2012年7月9日 長野県木曽町

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# by kazenohane | 2012-07-13 16:21 | シジミチョウ
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高原の天気は
変わりやすい
どこまでも澄み切った青空
積乱雲が
青空を覆い隠して
見る見る間に
空一面の曇り空
やがて雨粒が
ポツリポツリと
降り始め
一気に雨模様
さらに一転して
雲の切れ間から
陽が射し始める
高原を渡る
心地よい風と共に
何事もなかったように
蝶たちは再び飛びまわる
どことなく
お洒落な模様をまとった
小柄なコヒョウモンモドキの登場だ
スピード感のある
他のヒョウモンチョウたちとは違い
ひらりひらりと
優雅に草の間を
這うように飛ぶ
2012年7月9日 長野県木曽町

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# by kazenohane | 2012-07-10 16:48 | タテハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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