タグ:アサギマダラ ( 11 ) タグの人気記事

飛んで、飛んで、飛んで

 山間地から渡ってきたアサギマダラの中継地として知られている山に撮影に出掛けた。ここは、マーキング調査をしてる人も多く、聞いてみると遠く福島県のグランデコから飛来する個体も見つかるという。この先、無事に南国の島まで渡ってくれるといいなと思う。
 そんなアサギマダラの飛ぶイメージを写真で表現したくて、アザミの花を訪れ、そこから飛びあがる瞬間を出来るだけ早いシャッター速度で写してみた。花に吸蜜している蝶にピントを合わせ、飛び上がると同時にシャッターを押し、後は運まかせの撮影だ。蝶が写っていなかったり、写っていても画面から切れていたり、ピントが外れていたり、数打ちゃ当たる撮影法で何度も試みる。蚊よけスプレーで、しばらくは効果があったが、そのうち顔や足などを集中的に狙われボコボコにされてしまった。それでも、飛んでくれるまでカメラを構えて、その時を待つ。秋の撮影は、いつも蚊との戦いでもある。
 そう言えば、「飛んで 飛んで 飛んで・・・・♪」昔そんな歌があったような?


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▲サザンカの花にも訪れていた

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▲アサギマダラのヘアペンシル

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by kazenohane | 2016-10-15 21:23 | マダラチョウ

花蝶譜 Ⅳ

 高原から平地にアサギマダラが移動する季節になった。そんな旅する蝶の姿を高原で撮影してみたいと思い、なじみの高原の林道を8月下旬に訪れた。アサギマダラの吸蜜するヨツバヒヨドリの花は、やや盛りを過ぎていたが、それでも標高1,600m付近ではまだまだ蜜源としての役割を十分に果たしていた。崖地の石灰分が浸み出している白い部分にアサギマダラが多く吸水していた。これは、蝶がミネラル分を摂っているという。長旅をするこの蝶の貴重な栄養源になっているのだろうか。まだまだ蝶の知らない未知の部分を垣間見た気がした。また、愛知県の海沿いの山地で再会するのを楽しみにしたい。
 ガガイモはアサギマダラの食草としても知られているが、その独特な質感のある花はなかなか魅力的だ。いつも愛知県の知多半島の海岸近くの草地で見かけているが、こんな高地でもこの花が見られるとは意外な感じがした。この植物と同じ仲間のイケマは、この高原では至る所に生えていた。


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▲ガガイモ

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▲アサギマダラ


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by kazenohane | 2016-09-03 22:53 | マダラチョウ

蝶の小径

三河湾を一望できるアサギマダラの中継飛来地に友人の案内で訪れた。昨日よりも数が少ないのは、風に乗り多くの蝶が旅立ったという話は、妙に説得力があった。それでも、林の中の小径を歩くと、アサギマダラがどこともなく、ふわふわと飛び出してくる。夏に信州の高原で見た新鮮な蝶と比較すると、やはり長旅のせいか翅の破損が目立つ個体も多いようだ。10月に咲くサザンカの花にも、たくさんのアサギマダラが吸蜜に訪れ、木を揺すってみると、一斉に舞い上がる。晴れ渡った青空に翅が逆光に透け、うっとりするくらい美しい光景を演出してくれる。

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▲遠くに渥美半島を一望できるアサギマダラの飛来地

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by kazenohane | 2015-10-08 22:10 |

天空の楽園

ヨツバヒヨドリの白い花は、
やっと咲き始めたばかりだ。
この林道の蝶たちを支える大切な蜜源になっている。
長い雨模様の天気から開放された天空の林道は、
高原の蝶たちにとって楽園に違いない。
楽園の主人公のアサギマダラは、
開花した白い花を求めて悠然と舞っている。
いつもは林道の斜面の岩場で翅を開いて休止している、
黒地にオレンジ模様のベニヒカゲも
この白い花で吸蜜しながら、小刻みに移動している。
全体に黒色を基調としたサカハチチョウの夏型が、
動く気配もなく、翅を開いたり閉じたりしている。
例年、この花にびっしり集まるウラギンヒョウモンの姿は、
まだ見られないが、時折ギンボシヒョウモンがやってくる。
白いヨツバヒヨドリの花に群れるミヤマシロチョウは、
頭の中のイメージの世界だけの蝶だろうか。
それとも、すでに標本箱の蝶になってしまったのだろうか。


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▲アサギマダラ

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▲ベニヒカゲ

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▲サカハチチョウ

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▲ギンボシヒョウモン

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by kazenohane | 2015-07-15 17:02 |

八重山のまだら蝶たち

石垣島を最初に訪れた8年前の夏。旧石垣空港のタクシー乗り場の脇に咲くセンダングサの白い花にスジグロカバマダラが止まっていた。この蝶が何なのかは、事前に蝶の図鑑で眺めて憧れていただけに、すぐに理解できた。「ああ、これが南国の蝶なんだ」とエキゾチックな模様に、ときめいたことを懐かしく思い出した。
しかし、その後、たびたび訪れるたびにスジグロカバマダラやリュウキュウアサギマダラなどがあまりにも普通にどこでも見られるために、カメラを向けることは無くなってしまった。どうしても見たことのない蝶を優先的に追いかけるようになってきたが、これも自然の流れなんだろう。今回、もう一度、あの8年前の初心に帰り、これらの蝶を少し引いたアングルで撮影してみた。蝶の静止した時間のようなものが表現できたら、いいだろうなと思う。


▼スジグロカバマダラ
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▼リュウキュウアサギマダラ
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▼アサギマダラ
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▼オオゴマダラ
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by kazenohane | 2015-05-05 23:27 |

アサギマダラ(6)  268

ヒヨドリバナの咲く草原にアサギマダラが群れている、そんな夢のような風景に憧れていた。初めて、この蝶と出会った白山登山口の草原にも、この花が一面に咲いていた記憶がある。今から、もう35年前の、ちょうど今頃だった。アサギマダラという名であることも知らず、無我夢中に、この蝶を撮影したことを、ふと思い出した。今でも、この蝶を見て高ぶりを感じるのは、あの夢のような最初の出会いと無縁ではないだろう。
広々した草原の中のアサギマダラを表現してみたくて、魚露目でこの蝶に接近するものの、すぐに逃げてしまい思うように撮影できない。それでもあきらめずに追いかけて、何とか撮影することができた。マクロとは違う新鮮な視点の写真が撮れたらと思うが、それがなかなか難しい。

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by kazenohane | 2014-07-30 09:04 | マダラチョウ

アサギマダラ(5)  241

4月の与那国島は、アサギマダラがとにかく多い。あれだけ石垣島や西表島で幅を利かせていたリュウキュウアサギマダラの数が少ない。季節的な現象なのか、この島の生態だろうか。台湾からの迷蝶のタイワンアサギマダラは、いないのか探してみたが、なかなか、それらしき蝶は見当たらなかった。ただ、いたとしても、アサギマダラとの判別は難しく、あまり自信がない。
与那国島には、ヨナグニサンという有名な日本最大の蛾が生息している。今回の旅では、この蛾も自然状態で見たいと思っていた。この蛾を飼育・研究しているアヤミハビル館の館長さんの案内で、かなり翅が破損しているがヨナグニサンを見ることができた。翅を広げると15cm近くもある蛾は、さすがに威圧感がある。(2014年4月10日・与那国島)


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▲翅の面積が日本最大の蛾「ヨナグニサン」
※世界最大の蛾という表現をしましたが、調べたところ間違いであることが分かりました。
日本最大の蛾に訂正させていただきます。不用意な表現、お詫びします。
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by kazenohane | 2014-05-12 20:09 | マダラチョウ

アサギマダラ(4)  180

 アシタバの花を訪れるアサギマダラを、どうしても撮影したくなり、知多半島在住の蝶友のSさんに、現地を案内していただいた。事前にブログ仲間から、情報を聞き出していただき、あらためて愛知の蝶ネットワークのありがたさが身に沁みる。また、当日は、アサギマダラに詳しいWさんにも同行いただき、いろんなお話をさせていただいた。
 果たして、念願のアシタバの花にアサギマダラは、やってくるのか。しばらく待つ間に1頭のアサギマダラが吸蜜に訪れた。このシーンを撮影するだけなら、さほど難しくないが、先ほどから、頭の中でイメージした絵が撮れるのか、そこが今日の勝負どころだ。それは、吸蜜する蝶に、もう1頭が飛翔して近づいてくる瞬間の絵をイメージしていた。いつもは、ほとんど、うまくいかないが、今回は、ぴったりと狙い通りの絵を描くことができた。(2013年10月7日・南知多町)

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第1回てふてふ写真倶楽部展
2013年10月22日(火)~27日(日)
午前10時~午後5時(最終日午後4時まで)
豊橋市曲尺手町33・アトリエ辻むら
TEL 0532-55-8011
22日・27日は終日会場におります。
ぜひ、ご来場ください。
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by kazenohane | 2013-10-08 16:41 | マダラチョウ

アサギマダラ(3)  149

 ヒヨドリバナの咲き乱れる山、そんな形容がぴったりのこの地には、やはりアサギマダラが多いようだ。ただ、鹿の食害で、この植物が大幅に減っている山もあり、保護活動をしているという。幸い、この山では、鹿の食害もなく、至るところに群生して、毎年花を安定的に咲かせている。
 この蝶は、この山にずっと留まっているのではなく、やがて夏の終わりとともに、平地に向けて移動を開始するという。マーキング調査によると、長野県から、東海地方に渡り、南の島をめざして、沖縄で発見されたケースもあるという。この山で吸蜜するのは、彼らの旅支度かも知れない。(2013年7月28日)

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by kazenohane | 2013-07-31 11:30 | マダラチョウ

アサギマダラ(2)  052

あの暑かった夏の日は
どこにいってしまったのだろうか。
少し肌寒い森の中の山道を
ひたすら登りきったところに
フジバカマの花畑
ざっと数えただけでも
50頭以上のアサギマダラが吸蜜している
しばらく眺めていたが
気配で飛び去ることもなさそうだ
ゆっくり時間をかけ
自分のイメージを
画像に定着させる
蝶と戯れる相楽のひとときだった
2012年10月14日 愛知県蒲郡市

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「さっちゃんおばちゃん」にはアサギマダラの発生情報を教えていただき感謝しています
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by kazenohane | 2012-10-14 17:15 | マダラチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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