タグ:オオゴマダラ ( 6 ) タグの人気記事

ヘアペンシル

 八重山諸島へ蝶の撮影に出掛けて、今回で10回目になる。春になるとむしょうに行きたくなる衝動に駆られ、こんな現象をガイドさんに言わせると「八重山病」という。昨年は広角で風景の中の蝶を表現してきたが、今年は望遠で背景をぼかした表現を目指し、出来れば飛翔シーンも撮影できたらと勝手に妄想を抱いて臨んだ。
 いつも、オオゴマダラを撮影する竹富島のポイントで2頭が絡む求愛シーンに遭遇した。すぐに逃げ去る気配がなさそうだったので、シャッター速度優先で1/2000秒に設定して、露出補正も確認して、蝶が引き立つ背景も考え一気に連写した。あとは2頭のオオゴマダラにピントが合うのを祈るばかりだ。撮影しているときは、気が付かなかったが、あとで画像を確認すると♂の腹部の先端からヘアペンシルが出ていた。フィールドガイドの記事の引用になるが、マダラチョウの♂は、腹部先端に伸縮可能なヘアペンシルと呼ばれる一対の分泌器官があり、♀の交尾を促す化学物質を放出すると考えられている。この2頭のその後の推移を見ていたが交尾は成立しなかったようだ。何度も八重山に通うと、こんな素敵なシーンに出会えるから、また来年もいそいそと出掛けるのだろう。(竹富島)

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by kazenohane | 2016-04-17 18:09 | マダラチョウ

八重山のまだら蝶たち

石垣島を最初に訪れた8年前の夏。旧石垣空港のタクシー乗り場の脇に咲くセンダングサの白い花にスジグロカバマダラが止まっていた。この蝶が何なのかは、事前に蝶の図鑑で眺めて憧れていただけに、すぐに理解できた。「ああ、これが南国の蝶なんだ」とエキゾチックな模様に、ときめいたことを懐かしく思い出した。
しかし、その後、たびたび訪れるたびにスジグロカバマダラやリュウキュウアサギマダラなどがあまりにも普通にどこでも見られるために、カメラを向けることは無くなってしまった。どうしても見たことのない蝶を優先的に追いかけるようになってきたが、これも自然の流れなんだろう。今回、もう一度、あの8年前の初心に帰り、これらの蝶を少し引いたアングルで撮影してみた。蝶の静止した時間のようなものが表現できたら、いいだろうなと思う。


▼スジグロカバマダラ
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▼リュウキュウアサギマダラ
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▼アサギマダラ
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▼オオゴマダラ
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by kazenohane | 2015-05-05 23:27 |

オオゴマダラ(4)  300

「あわわ」と数字変換をしないで入れてしまった。本当は「300」という記念の数字を気持ちよく入れて、少し得意げに祝いたい気分だった。仕事に追われ、疲れているのだろう。
こんなスタイルでブログをスタートして、ついに300号を迎えた。それがどうしたと言われそうだが、飽きっぽい私にとって300回も続く連載は、奇跡に近い。それも、みなさんに支えられ、貴重なコメントをいただいているおかげに違いない。この先、400号、500号と続くといいのだが、先のことは分からない。
本来なら、台風の影響で西表島に渡る船が欠航になり、今回この島の蝶は登場しないはずだった。しかし、何が幸いするのか分からないのが、八重山旅行だ。帰る予定の日の飛行機が、これも台風の影響で欠航になってしまい、急きょ西表島に渡ることにした。波は、まだ高く船は、かなり揺れたが晴れ渡る天気に気分上々。
そんな青空を写真の中に取り込めたらと思い、アングルを空に向けて、蝶を下に配してみた。白黒だけの大きなオオゴマダラは、私の八重山への憧れを象徴する大好きな蝶だ。


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▲西表島月ヶ浜

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by kazenohane | 2014-11-05 09:05 | マダラチョウ

オオゴマダラ(3)  191

石垣空港に降り立つとき、独特のむっとする暑さを感じると、ああ八重山に来たなと思う。もう6回も通っていると、どこか故郷に里帰りするような感慨さえある。蝶の楽園は、中部空港から、わずか2時間30分足らずで到着する石垣島にある。そういえば、新しく完成した石垣空港の搭乗窓口の背後には、オオゴマダラの舞うフレームがあり、さすがに南国らしい趣向になっている。
午後3時の船で竹富島に向かった。とくに見てみたい蝶はないが、いつも決まってオオゴマダラの現れるポイントがある。やはり、そこでは、3頭の蝶が悠然とシロノセンダングサの花を訪れていた。竹富島では、少し歩いただけで、大汗をかき、喉も渇き、ペットボトルの水をすぐに飲み干した。11月の季節は、日も短く、5時近くになると、何となく夕暮れの雰囲気が漂ってくるようだ。(2013年11月10日・竹富島)


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今回から15回シリーズで八重山の蝶を紹介していきます。
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by kazenohane | 2013-11-15 18:45 | マダラチョウ

オオゴマダラ(2)  048

初めて石垣島に来たとき
市街地の空を
オオゴマダラが
悠々と飛んでいる光景に
まず驚いた
山の奥深くにいる蝶と
思い込んでいた
ところが意外と
人里近くで見かけることが
多いようだ
南国の雰囲気を
漂わせている
オオゴマダラを蝶園ではなく
自然の中で
見られることに
幸せを感じる
2012年9月26日 沖縄県西表島

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by kazenohane | 2012-10-01 19:29 | マダラチョウ

オオゴマダラ(1)  002

雨の降りしきる竹富島
そんな気候でも
葉陰に雨宿りすることなく
ゆったりと訪花する余裕
2012年3月15日 沖縄県竹富島

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by kazenohane | 2012-05-20 20:43 | マダラチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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