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ご神木の蝶

 2年ぶりにアセビの花を訪れるギフチョウの撮影に出掛けた。この山を巡る周遊路で出会った蝶カメラマンの一言が妙に印象に残った。「ギフチョウの訪れるアセビの木は、ご神木と呼ばれています」とのこと、確かに、この山のギフチョウを撮影するには、山の頂き近くのアセビの木の下で蝶の訪れるのを待つことが、よい写真を撮る一番の近道かも知れない。そのことが知られるようになったのか、今日も平日にも関わらず何人かの蝶カメラマンがこの木の下で待機していた。この山の生物調査をしている女性の話では、休日には120人くらいのカメラマンが訪れるという。多少、大袈裟な数だと思うが、ご神木を詣でて、ギフチョウを有難く撮影させていただくことには感謝している。
 さて、先回よりも、進化した写真を撮影しようと、いろいろ工夫するがなかなか思うような写真が撮れない。カメラを変えたり、レンズも変えたりしても、腕が急に上がるわけでもなく、変わり映えしない写真ばかりだ。こうなると、ご神木に向かって合掌したくなるのも人情だろう。だからこそ、蝶の撮影は難しく奥が深い趣味なんだろう。


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by kazenohane | 2016-03-23 22:20 | アゲハチョウ

越後の岐阜蝶

今回もダンダラさんに、無理を申しあげ、新潟県のギフチョウ生息地に案内をお願いした。前々からカタクリの咲き乱れる場所に、ギフチョウがたくさん舞うところをぜひ見たいと思っていた。
どんより曇った群馬県から関越トンネルを抜けると、一面の雪景色と晴れ渡った青空の新潟県だった。まさに「トンネルを抜けると雪国・・・・・」そんな小説の風景が広がっていた。ただ、雪の中にギフチョウがいるのか、一瞬不安になったが、どんどんと平野部に近づくと、雪は全く消え、広い田園地帯が視界に入ってきた。
山の斜面のカタクリ群落では、気温の上昇とともに、ギフチョウが盛んに吸蜜に訪れていた。やみくもに撮影するのではなく、自分のイメージ「カタクリとギフチョウ」を出来る限り写真で再現できるように考えながらシャッターを押した。現地でお会いしたFavoniusさんの撮影方法には、正直驚いたが、蝶の飛翔を撮影するということは、こういうことかと理解できた。飛ぶ蝶に近接して、動きに合わせながら連続シャッターを切る様子は、とても爽快な印象を受けた。蝶とゆっくり向き合って背景も考えながら撮影する自分の撮影法とは対極にあるような気もした。とても真似はできないが、どんな写真ができるのか興味深い。
一方、ダンダラさんは、蝶の一連の生い立ちを撮影するスタンスで、交尾や産卵といった生態的なシーンに興味を示されていた。3人3様、それぞれ視点が違い、それが個性なんだろうなと思う。


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by kazenohane | 2015-04-10 15:03 |

ギフチョウ(4)  223

私の故郷「岐阜県」にゆかりのあるギフチョウは、近くて遠い蝶だった。いろんなところで見かける割には、まともに撮影できた試しがない。たまたま休日の続いた期間に、蝶友から誘いを受け、結果的に一日おきに撮影に出かけることになった。三日間で、これだけ身近にギフチョウを感じたことは初めてだ。
アセビの白い花にギフチョウが訪れるシーンがきっちり撮影できたら上々の首尾と思っていただけに、この蝶をいろんな視点で撮影できたことは、大きな成果だ。これも蝶友のみなさんの好意がなければ、できなかったことだろう。ブログで、これだけの蝶のネットワークが広がるとは、想像もしていなかった。(2014年3月28日・浜松市)

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by kazenohane | 2014-03-30 20:52 | アゲハチョウ

ギフチョウ(3)  221

尾根の頂上付近のアセビの木は、さながら蝶たちのレストランだ。白い花を咲かせる早春の頃、ギフチョウをはじめコツバメ、ミヤマセセリなどの蝶たちが盛んに吸蜜に訪れる。気温の上がり始める午前10時頃から、尾根筋の道を周回していたギフチョウがアセビの花で少し早いランチを楽しんでいるようだ。この山には、カタクリやスミレの花は、あるが数が少なく、蜜源としては物足りないだろう。アセビも至るところにあるのではなく、特に蝶道の途中にある、この木は蝶たちにとっては、大切な花に違いない。
ちなみに、この山の植生は、私の子供の頃に遊んだ故郷の山と大変よく似ている。ミツバツツジ、ソヨゴ、リョウブ、アセビなど日当たりのよい痩せ地に多い植物が多い。植物が成長して環境が変わると、ギフチョウもいなくなる可能性もあるだろう。(2014年3月25日・浜松市)

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by kazenohane | 2014-03-26 14:13 | アゲハチョウ

ギフチョウ(2)  220

ひとりでストイックに蝶の写真を追求するのも、それはそれで楽しいかもしれないが、最近は、写真仲間と一緒に出かけることが多くなってきた。ギフチョウの有名な発生地K山でも、顔見知りの仲間と久しぶりに再会でき、いろんな会話が弾んだ。
いつも最初に蝶を見つけてくれる相棒から、ギフチョウ発見の携帯電話が入り、急いで駆けつけた。どうやら羽化したての蝶で、しばらくは飛び立つ気配もなく、思う存分に撮影することができた。他のメンバーも集結して、さながらのモデル撮影会が始まった。ギフチョウの監視員もこの場に加わり、とても楽しいひとときだった。少し高年齢のオフ会という雰囲気だった。
ただ、写真は、ほぼ同じアングルのため、同じような写真が登場するに違いないが、それもブログの楽しみだろうと思う。(2014年3月23日・浜松市)

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※みなさん、大変お世話になりました。
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by kazenohane | 2014-03-24 18:35 | アゲハチョウ

ギフチョウ  097

 やっと樹木の葉が芽吹き始めた3月の里山。ピンク色のミツバツツジの花が、日当たりの良い場所で咲き始めた。ここでは、この花を吸蜜するギフチョウを目当てに、多くのカメラマンが訪れるという。ここのギフチョウは、市の条例で採集禁止に指定され、監視員がひんぱんに巡回しているようだ。
 ミツバツツジの他には、ショウジョウバカマやヤマザクラなどの花も咲き、運がよければ、これらの花にもギフチョウは訪れるという。今日は、近くにある休耕田に、ギフチョウは舞い降り、枯葉の上で翅を開き、ゆっくりモデルをしてくれた。これだけでも、ぜいたくを言わなければ、最低限の目的は達成できる。ただ、人の欲は、限りがなく、花に来ているところを撮りたくなる。
 もうギフチョウは、時間的に現れないと思った途端に、ピンク色の花を咲かせた背丈の低い草に吸蜜に訪れていた。あまり接近しないで、周りの環境も入れ、そんな狙いで撮影してみた。(2013年3月29日・岡崎市)

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by kazenohane | 2013-03-29 22:30 | アゲハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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