タグ:ツバメシジミ ( 6 ) タグの人気記事

辛菜の咲く頃

 天白川の36度目の春が今年もやってきた。桜の花の満開の頃、河川敷に咲くカラシナの花にいろんな蝶が訪れる。どういうわけか、あれだけ河川敷を黄色のじゅうたんのように染めていたカラシナがずいぶん少なくなってきたような気がする。それでも、ところどころに生えているカラシナの花には、ツマキチョウやモンシロチョウ、ベニシジミなどの蝶が訪れ春を謳歌しているかのようだ。
 天白川の緑道で撮影していると、いろんな人が話しかけてくるが、たいていは鳥を撮っていると思われているようだ。カワセミが昔と比べると少なくなったという。なんでも餌となる小魚がいなくなったのが原因という。そう言われれば、最近カワセミをあまり見かけないような気がする。あまり話が長くなると、撮影どころではなくなるので、今日は鳥はお休みで、モンシロチョウを撮っていると説明すると、がんばってくださいと激励され、やっと解放される。
 この地を離れる前に、どうしても天白川の春の蝶を撮影したかったので、これで思い残すことはない。しかし、考えてみれば自宅から歩いて5分の場所で蝶や鳥が撮影できるなんて恵まれた場所に住んでいるのだなと思う。たぶん、ここを訪れることは無いと思うと、なんだか少し寂しい気もする。36年間お世話になりました天白川様。


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▲ツマキチョウ

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▲ツバメシジミ

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▲モンシロチョウ

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▲ベニシジミ
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by kazenohane | 2016-03-31 14:19 |

初秋の季節に

ここのところ、雨模様の天気が多く、たまっていた仕事を片付けるには好都合だ。それでも、合い間の晴れた日には、カメラを持ち出して、家の近くの天白川の河川敷や公園の花壇に出掛けるが、まだまだ夏の名残りなのか暑い。いつもの通り道の花壇には、ヒャクニチソウの花が咲き、アゲハが盛んに訪れていた。いろんな場面を撮影するが、園芸の花の色彩が強く、主役の蝶が目立たないようだ。秋になると急に存在感が増してくるツマグロヒョウモン、羽化したてなのか翅の新鮮なツバメシジミ、オレンジの翅の美しいベニシジミなど、身近な蝶たちをどう写すのか、マクロレンズで自分なりに切り取ってみた。


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▲アゲハ

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▲ツマグロヒョウモン

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▲ツバメシジミ

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▲ベニシジミ

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by kazenohane | 2015-09-09 19:29 |

春の野に

暖かい春の訪れは嬉しいものだが、毎年、花粉症に悩まされる季節でもある。かゆい目をこすりながら、マスクで近くの天白川の土手に広がる草地に出掛けた。ほとんど見かけなかったベニシジミが飛び回り、ツバメシジミも少ないながら見かけた。そして、モンキチョウは、かなりの数を目撃したが、あまり花に来ないようだ。しばらく撮影をしないで、ベニシジミやツバメシジミの行動を観察することにした。
かなりの確率でオオイヌノフグリの花に吸蜜していた。この花の名前を誰かが「星の瞳」と呼んでいたことを、ふと思い出した。青い星の中のベニシジミ、そんなイメージで写真が撮れたらと思い、この花に吸蜜するところを確認して、腹這いになり、地面すれすれのところにカメラを構えた。
どう撮れば、自分のイメージを形にすることが出来るのか、これが究極の目的ではあるが、なかなか言うほど簡単なことではないようだ。


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▲ベニシジミ

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▲ツバメシジミ

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by kazenohane | 2015-03-21 20:06 |

ツバメシジミ(5)  224

枯れ色だった草原が、あっという間に黄緑に変わった天白川河川敷には、ずいぶんいろんな蝶が飛び始めた。そんな中でコバルトブルーの美しい翅を少しだけ見せたツバメシジミが、弱々しく葉に止まった。久しぶりに、草むらの中の蝶の小宇宙を腹ばいになって覗いてみた。
少し引いて、背景の中に蝶をどのような位置に配したら美しい絵になるのか、そんなことを考えながら撮影してみた。(2014年3月27日・名古屋市)

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by kazenohane | 2014-04-01 20:35 | シジミチョウ

ツバメシジミ(4)  215

蝶を撮影する場合に、なかなか構図まで考えて撮影する余裕はない。ところが、稀に花の形が絵のように決まっているシーンに出会うことがある。私の場合は、ほとんど横位置で撮影しているので、垂直に伸びる花茎のオカトラノオは、バランスが悪く、あまり撮影には向いていないと思っていた。
ところが夏の信州の高原で見たオカトラノオは、まさに横位置写真のためにあるようなバランスで横に伸び、とても素敵な構図を作り出してくれる。このオカトラノオの花にヒメシジミが来てくれたら、いい写真になるのにと思っていたら、なんとツバメシジミがやってきて、この位置しかないという場所に翅を開いて止まった。花の前で蝶がやって来るのを待つのも、根気が必要だ。(2013年7月14日・木曽町)

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by kazenohane | 2014-02-08 00:21 | シジミチョウ

ツバメシジミ(3)  119

 渓流沿いの川原から、眺めた新緑の山々は、目の覚めるような美しさだ。木々の新芽は、種類によって、ずいぶん色調が違い、紅葉のような赤い葉から淡い黄緑色まで、まさに「山笑う」という表現がぴったりくる。
 こんな河原には、スギタニルリシジミが生息しているはずだが、今年は、なかなか姿を見せないようだ。この蝶を探していたところ、おなじみのツバメシジミが枯れ草に止まっていた。特に珍しい蝶ばかりを追いかけているわけではなく、普通種でも、背景を含めて美しいと感じれば、シャッターを押している。蝶を逆光で撮影することが多く、今回は、光の帯が背景に、ほどよい効果を演出してくれた。(2013年5月12日・伊那市)

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by kazenohane | 2013-05-16 22:00 | シジミチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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