タグ:ベニシジミ ( 10 ) タグの人気記事

早春の妖精

 2月28日、暖かい陽気に誘われて、近くの天白川の河川敷に出掛けた。そろそろ、ベニシジミやモンキチョウなどの新生蝶が見られる季節も例年この頃だ。最初に越冬していたキタテハが枯れ草の上で翅を広げて日光浴でもしているような雰囲気で止まっていた。いくぶん、翅の破損があるものの、まだまだ元気そうだ。この蝶の写真は、幾度となく撮影しているので、今回は見合わせ、新生蝶を探してみた。
 しばらく探しているうちに、枯れ草の上に新鮮なベニシジミが止まっているところを発見。この蝶を見ると初めて春の訪れを実感させてくれる。今日は他の蝶がいても、とことん、この蝶をモデルにいろんなポーズを撮影してみようと試みた。いつも鳥を撮影している望遠ズームにテレコンを付け、果たして小さなベニシジミを撮影できるのかもテストしておきたかった。どうしてもマクロレンズの感覚が残っているため、接近して撮影したくなるが、これでは近過ぎてピントが合わない。ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返し、すぐに200カットを越える撮影枚数になってしまった。特に背景が美しくぼけているのかどうか、そのあたりの仕上がりが気になる。昨年の広角表現から、今年は望遠表現で特に背景の美しさにこだわってみたい。


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by kazenohane | 2016-03-01 15:09 |

桜  蝶

ここのところ、曇りや雨模様の天気が続いていたが、にわかに青空がひろがる土曜日の朝。我が家近くの天白川堤に植えられた桜が満開だ。昨日、蝶友のブログ「桜と蝶」がヒントになり、カラシナの花を訪れるツマキチョウを手前に入れ、背景に桜を入れるというイメージを頭の中で固め、そんなシーンが撮れそうな場所を探す。そこは、ホームグランドの強みで、1か所だけ最適な場所を思い出した。
ただ、その場所は、花見のシーズンになると必ず宴席としてブルーシートが敷かれてしまう。幸い、時間も早かったせいもあり、誰もいなく、こちらの思惑通りにカラシナの花にツマキチョウが盛んに訪れていた。今回は、背景に桜を入れるために、コンデジに魚眼コンバーターをつけて撮影した。なかなかイメージした位置に蝶が入らなかったが、ノーファインダー撮影だから仕方がないだろう。
遠征をして珍しい蝶を撮影するのも、ひとつの方向には違いないが、身近な蝶をどのように撮るかというのも写真の楽しみ方のひとつかなと思う。
 

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▲天白川に咲くソメイヨシノ

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▲ツマキチョウ

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▲ベニシジミ

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▲キタキチョウ

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by kazenohane | 2015-04-05 10:19 |

春の野に

暖かい春の訪れは嬉しいものだが、毎年、花粉症に悩まされる季節でもある。かゆい目をこすりながら、マスクで近くの天白川の土手に広がる草地に出掛けた。ほとんど見かけなかったベニシジミが飛び回り、ツバメシジミも少ないながら見かけた。そして、モンキチョウは、かなりの数を目撃したが、あまり花に来ないようだ。しばらく撮影をしないで、ベニシジミやツバメシジミの行動を観察することにした。
かなりの確率でオオイヌノフグリの花に吸蜜していた。この花の名前を誰かが「星の瞳」と呼んでいたことを、ふと思い出した。青い星の中のベニシジミ、そんなイメージで写真が撮れたらと思い、この花に吸蜜するところを確認して、腹這いになり、地面すれすれのところにカメラを構えた。
どう撮れば、自分のイメージを形にすることが出来るのか、これが究極の目的ではあるが、なかなか言うほど簡単なことではないようだ。


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▲ベニシジミ

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▲ツバメシジミ

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by kazenohane | 2015-03-21 20:06 |

菜虫化蝶

「なむしちょうとなる」、菜虫はモンシロチョウの幼虫で、蛹を経て蝶になる季節という意味合いだ。季節を七十ニに分割した七十ニ候の中の言葉から引用した。スーパーのコーナーで「よくわかる七十ニ候」という新本が半額以下で販売されていたので、思わず衝動買いをしてしまった。ブログの文章の種本として大いに役に立ちそうだ。
そろそろ新生蝶が現われるだろうなと思い、いつもの天白川の河川敷の草地を探してみた。さっそく、越冬蝶のキタテハが枯れ草の上でじっとしていた。毎年変わり映えしないシーンだが、これも、シーズン開幕の恒例行事と思えば、意味があるのかもしれない。白い蝶が弱々しく飛んでいる、モンシロチョウだった。近くに菜の花が咲いているので、吸蜜に訪れるといいなと待つが、枯草に止まるだけで思うようにならない。蝶には蝶の都合があるのだろう。川の土手にベニシジミを発見、カメラを構えたところで、飛ばれてしまった。運よく、タンポポの花を訪れたところを撮影。やはり、蝶には花がよく似合う、そんなシーンを今年もたくさん撮影したいなと思う。


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by kazenohane | 2015-03-13 20:35 |

ベニシジミ(6)  218

やっと展覧会から解放されて、近くの天白川の河川敷に出かけてみた。しばらく見ないうちに、カラシナやタンポポの花も咲き、モンキチョウやベニシジミ、キタテハが普通に飛んでいた。
花粉症でマスクが手放せないが、このスタイルで撮影するとファインダーが曇り、蝶にピントが合わない。仕方なく、マスクを外して、久しぶりに蝶を追いかける。しばらくは、運動不足で蝶の動きについていけないが、だんだん、体にエンジンがかかり、斜面もすいすいと登ることができた。今年もいけそうな感触をつかむことができた。しかし、1時間も追いかけていると、さすがにバテてしまった。それでも、初蝶のベニシジミを何とか撮影することができた。(2014年3月12日・名古屋市)

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by kazenohane | 2014-03-12 19:22 | シジミチョウ

ベニシジミ(5)  189

 家の近くにある「天白公園」は、昔は、こんな木が繁っていただろうなと思わせる自然林を残した、理想的な公園だ。夏場に、訪れていないので、この公園にどんな蝶がいるのか全容は、わからないが、種類は、かなり多いようだ。ただ、残念ながら、どうしても遠方の蝶が気になり、ついつい地元の公園は、後回しになってしまう。11月の声を聞くと、青紫色に輝くムラサキシジミが見たくて、ここにやってくる。
 ムラサキシジミは、1頭だけ開翅した姿を見ただけで、ほかには、いなかった。今回、たくさんいた蝶は、このベニシジミで、葉の上で、じっとしている姿を何度も見かけた。今までに何回も、この蝶を撮影しているが、紅色の美しい模様といい、シジミチョウの仲間の中では、かなり美麗ではないかと思っている。あまりにも、至るところにいるためか、軽く見られているようだ。(2013年11月1日・名古屋市) 

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by kazenohane | 2013-11-01 19:22 | シジミチョウ

ベニシジミ(4)  114

 春の訪れの遅い、信州伊那市の郊外には、美しい田園風景が広がっている。茅葺の民家を望む川岸には、満開の桜が咲き誇っている。道祖神の祀られた農道の脇の小さな畑には、ナノハナやシバザクラの花が咲き、いろんな春の蝶が吸蜜に訪れる。
 名古屋では、少しピークの過ぎたベニシジミが白いシバザクラの花に吸蜜に来ていた。ファインダーを覗いていると、白い雪山の上を、移動しているベニシジミの姿に見えてくるから不思議だ。この蝶の美しい翅の模様をこの白い花が、より際立たせているようだ。(2013年4月28日・伊那市)

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by kazenohane | 2013-05-07 21:37 | シジミチョウ

ベニシジミ(3)  096

 最高気温が20℃近くになると、さすがにいろんな蝶が現れ始める。ベニシジミも、咲き始めたカラシナの花やタンポポの花を盛んに訪れていた。今回は開翅した♂のベニシジミを撮りたくて、いろんなアングルで狙ってみた。ファインダー越しに見る翅の模様の美しさは、絶品だ。とくに、開いた後翅の小さなブルーの点模様は、春型ならではの輝きを見せてくれる。
 4月になると、どうしても気分的に遠くのフィールドに出かけたくなる。したがって足元の天白川での撮影は、3月と11月に多く出かけることになる。しかし、今年は、ときどき時間が空いたとき、ここに散歩を兼ねて出かけてみたいと思っている。何か新しい発見があるかも知れない。(2013年3月22日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-27 23:47 | シジミチョウ

ベニシジミ(2)  092

 そろそろ新生蝶の現れそうな予感に誘われ、家の近くの天白川の河川敷に出かけた。ベニシジミが春の陽を浴びるように枯れ草の葉の上に止まっていた。この季節は、吸蜜できる花がほとんど無く、弱々しく飛び立ったかと思うと、すぐに近くの枯れ草に止まり翅をゆっくり開く。
 翅の模様の色彩の美しさは、どのシジミチョウの仲間と比較しても遜色ないだろう。ただ、あまりにもポピュラー過ぎて、もうひとつ人気がない。どうしても稀少価値から、絶滅危惧種に関心が強くなるのは、仕方のないことかも知れない。これらの蝶のいない今が、ベニシジミにとって一番脚光を浴びるときに違いない。
 「紅小灰蝶」と漢字で書いてみると、この蝶がより愛おしく感じる。(2013年3月16日・名古屋市)

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by kazenohane | 2013-03-16 20:26 | シジミチョウ

ベニシジミ  065

夏の暑さも峠を越え
少しだけ秋の気配を感じる9月
白いニラの花に
さまざまな蝶たちが
やってくる
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、ウラナミシジミ
そしてベニシジミ
くせのある強い匂いは
蝶たちにとっては
ごちそうの誘い香に違いない
いちど吸蜜し始めると
花を揺らしても
飛び立つそぶりもない
ただベニシジミだけは
花を楽しむように
小刻みに移動を繰り返す
ここはベニシジミの
遊園地かも知れない。
2012年9月20日 名古屋市

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by kazenohane | 2012-11-17 16:50 | シジミチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


by kazenohane
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