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ミドリヒョウモン

高原にヨツバヒヨドリの咲く頃
ミドリヒョウモンが
この花に集まってくる
アサギマダラとこの蝶が
開花を待っていたのかのように
白い花のステージで
盛んに吸蜜している
他のヒョウモンは
ここではほとんど見かけない

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by kazenohane | 2017-07-31 19:50 | タテハチョウ

光の中へ

 どんよりした厚い雲に覆われた夏の高原。いつ降り出してもおかしくない不安定な空を見上げながら、いつもの草原の道を歩く。2週間ぶりに見る高原では、どこも白いヒメジョオンの花が咲き乱れ、ところどころにクガイソウやノアザミの花も見られる。特にクガイソウの長い穂状の花には、やや劣化した翅のコヒョウモンモドキが集まっていた。さらに、ヒメシジミやスジグロシロチョウなどの蝶も、ひっきりなしにやってくる。ノアザミの花は、セセリの仲間が多く訪れ、とくに目についたコキマダラセセリは羽化したてなのか新鮮で美しい。ウラギンヒョウモンやコヒョウモンも、まだまだ元気に飛んでいた。同じ場所に何度も通うと、蝶を含めた季節の移ろいを実感することができる。
 ときおり、厚い雲の間から青空を覗かせ、夏の陽の光が草原に降り注ぐと、蝶たちがいっせいに現れ、草原の花に美しい彩りを添えてくれる。そして、また空は一面の雲に覆われ、雨粒が落ちてきた。それにつれて暑くなった気温が、どんどん下がり始めた。蝶たちも、いつの間にか視界から消えてしまった。そんな、ひとときの明るい光の中で、蝶たちの儚げな姿を捉えることはできたのだろうか。


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▲オオバギボウシ

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▲スジボソヤマキチョウ

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▲ミドリヒョウモン

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▲コキマダラセセリ

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▲キタキチョウ

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▲コヒョウモンモドキ

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▲ウラギンヒョウモン

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▲コヒョウモン


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by kazenohane | 2016-07-16 18:59 |

高原の風に吹かれて

 高原も真夏は暑い。それでも、ときおり涼しい風が吹き抜け、何とも言えない心地よさを感じるときがある。青い空に分厚い雲がゆったり流れ、草原の草も風になびく、そんな風景を眺めている時間が好きだ。新緑だった落葉樹の葉の色も日ごとに濃くなり、木々の間に白いサルナシの花がもう咲いていた。晩秋のころには、葉が黄色に色づき、甘酸っぱい小さな実をたくさん付ける。そんな季節にも訪れてみたいものだ。
 ウラギンヒョウモンが盛りを過ぎた頃に、多く見かけるミドリヒョウモンをこの季節に見かけるのは珍しい。林道の脇の樹の葉上に、名前の分からないミドリシジミの一種を発見。飛んだときに見せる表翅の青色がとても美しい。ただ、静止しているときに翅を開いてくれるといいのにと思うが、叶うことなく飛び去ってしまった。あとで、図鑑と照合してみたところ、どうやら翅の模様の特徴からメスアカミドリシジミのオスではないかと思う。帰り際に見つけた今年初めて見る蝶の三番手は、ゴイシシジミだ。一昨年、この場所で撮影しているので、ここに生息していることは分かっていたが、なかなか見つけることができない。樹上をチラチラと飛ぶ小さな蝶を見ていたら、ササの葉に止まってくれた。シンプルな白と黒の模様は、いつ見ても魅力的だ。高原の蝶は、二週間後に訪れたときには、また新しい蝶に入れ替わっているに違いない。


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▲サルナシの花

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▲ミドリヒョウモン

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▲メスアカミドリシジミ

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▲ゴイシシジミ

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▲コヒョウモン

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▲コヒョウモンモドキ

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by kazenohane | 2016-07-02 10:59 |

高原のレストラン

7月の下旬には、ヒョウモンの仲間が勢ぞろいする。
コヒョウモンモドキとコヒョウモンは、
すでに盛りを過ぎたのか、翅の痛みが顕著だ。
あれだけ飛んでいたウラギンヒョウモンも数が少なくなってきた。
これらのヒョウモンたちは、
クガイソウの花に吸蜜したまま、しばらく移動する気配もない。
ヤマウドの花には、ミドリヒョウモンが多く集まり、
ひとつの枝に5頭の蝶が群れる様子は壮観だ。
この季節の主役は、間違いなくミドリヒョウモンだろう。
ホシミスジやオオミスジは、ノリウツギの白い花が気に入っているようだ。
時々、スジボソヤマキチョウなども訪れ、
さながら高原のレストランのようだ。
やはり、高原の蝶には、花がよく似合う。


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▲ミドリヒョウモン

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▲コヒョウモンモドキ

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▲コヒョウモン

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▲ウラギンヒョウモン

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▲ホシミスジ


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▲オオミスジ
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by kazenohane | 2015-08-03 01:17 |
最近、高原の草地でよく見かけるオオハンゴンソウの黄色の花。ハンゴンという部分が、妙に引っ掛かり、いつものくせで、植物図鑑で調べてみたら、何と「反魂」という漢字が充てられていた。今度は、反魂の意味を知りたくて、国語辞典を引いたが、この熟語は載っていなかった。ここで、あきらめるのは、何となく探求魂に反すると思い、古語辞典で調べてみると「死者の霊魂を呼び返すこと」とあった。ここから先は、勝手に解釈するしかないようだ。霊魂を呼び返す行事は、まさに日本の「お盆」ではないだろうか。ちょうど、お盆の頃に咲く花という意味にたどり着いた。本当は、どうなのか分からない。しかし、北アメリカ原産の帰化植物に、こんな仏教的な名前を付けるのは、どうだろうか?
高原一面に黄色のじゅうたんを敷き詰めたようなオオハンゴンソウの群生は、生態的には問題かもしれないが、なかなか見応えがある風景だ。この花の丸いしべ部分にヤマキチョウが止まってくれたら、面白い絵になるだろうなと思っていたが、そんなシーンは見られなかった。ミドリヒョウモンは、この花を気に入っているのか、盛んに吸蜜に訪れていた。黄色の花に黄金色の蝶は、実に華やかだ。

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by kazenohane | 2014-08-25 09:25 | タテハチョウ

ミドリヒョウモン  034

高原の落葉松林を
吹き抜ける風は
心地よい
ヒョウモン蝶たちは
林床のオカトラノオの花から花へ舞い移る
そんな営みを
遥かな昔から
繰り返してきたのだろう
2012年8月3日 長野県木曽町

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by kazenohane | 2012-08-05 22:30 | タテハチョウ

写真とエッセイで構成されたアルバムです


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