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樹間のできごと

見たことのない蝶に対する好奇心に任せて、東京まで遠征してしまった。三か月前に、いつも撮影地のごあんないでお世話になっている小畦川日記のダンダラさんからフジミドリシジミの撮影のお誘いを受けており、よく分からないままに朝一番の新幹線に飛び乗って上京した。あの大都会「東京」にブナ林に生息する蝶がいるというイメージが湧かない。 現地に着いた途端、撮影していた人が「あそこの葉の下あたり」と説明してくれたが、あそこという位置の目印がなく、全く蝶の存在が見えない。それでも、何とか見つけ出し撮影してみたが、ぼんやりしたグレーの点にしか見えない。そのうち、撮影者が固まっている一角に、割り込ませてもらい、葉の先を見ると3頭のフジミドリシジミが接近していた。しかも、300㎜に1.4のテレコンを付ければ、何とか写る距離だった。カメラを構えている10人近くの大人が集まって撮影している様子は、観光客から見たら奇異に感じるのではないだろうか。そんなことを気にしていたら撮影は出来ず、背中に冷たい視線を感じながらシャッターを何百回と切った。そのうちカメラマンのひとりが「交尾!交尾!」と蝶に向かって話かけていた。○○○○○劇場のかぶりつきを思い出し、ひとりでこっそり笑ってしまった。さすがに交尾はしてくれなかったが、思わせぶりに接近した珍しいシーンが撮影でき、たいへん楽しいひとときだった。ご一緒した奈良のノゾピーさんにも、大変お世話になりました。


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▲フジミドリシジミ♂

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▲フジミドリシジミ♀

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▲フジミドリシジミ♂と♀

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フジミドリシジミ♀と♀

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by kazenohane | 2015-06-01 18:54 |
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