7月の下旬には、ヒョウモンの仲間が勢ぞろいする。
コヒョウモンモドキとコヒョウモンは、
すでに盛りを過ぎたのか、翅の痛みが顕著だ。
あれだけ飛んでいたウラギンヒョウモンも数が少なくなってきた。
これらのヒョウモンたちは、
クガイソウの花に吸蜜したまま、しばらく移動する気配もない。
ヤマウドの花には、ミドリヒョウモンが多く集まり、
ひとつの枝に5頭の蝶が群れる様子は壮観だ。
この季節の主役は、間違いなくミドリヒョウモンだろう。
ホシミスジやオオミスジは、ノリウツギの白い花が気に入っているようだ。
時々、スジボソヤマキチョウなども訪れ、
さながら高原のレストランのようだ。
やはり、高原の蝶には、花がよく似合う。
▲ミドリヒョウモン
▲コヒョウモンモドキ
▲コヒョウモン
▲ウラギンヒョウモン
▲ホシミスジ
▲オオミスジ