<< 光を浴びて 天空の植物園 >>

雨のち晴れ

 天空の植物園にいつ蝶が舞い降りるのか、降りしきる雨の高原。遠くの山波の霧が晴れ始め、何となくどんより曇っていた空が明るくなってきた。このまま進んで行くのか、この場で待つのか、ここが思案の分かれ道だろう。厚い雲の間から日が射し始めるのを合図にしていたのかのように蝶たちが飛び始めた。
 まず、ヨツバヒヨドリの花に数頭のサカハチチョウが吸蜜に訪れ、アサギマダラが勢いよく上空をめざして舞い上がっている。いつもは、地面や石の上に翅を開いて止まっているベニヒカゲも、雨の後の影響なのか、ヨツバヒヨドリの花を盛んに訪れていた。翅のオレンジ色の模様がとても素敵なアクセントになっているが、もしこの模様がないと、かなり地味な印象を与える蝶になっていたことだろう。思い込みかもしれないが、このオレンジ色が高原の自然に映え、より魅力的に見えるような気がしてならない。木の葉に止まっていたルリタテハが翅を開いたり閉じたりしていた。どうぞ撮ってくださいと言わんばかりのサービスに応え、たくさんのシャッターを押した。黒地に瑠璃色の模様が、何とも美しく気品さえ感じた。
 今回、目論んでいたミヤマシロチョウの撮影は叶わなかったが、これだけの蝶と出会うことができ、よかったなと思う。

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▲オオカメノキの実

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▲ベニヒカゲ

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▲サカハチチョウ

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▲ミドリヒョウモン

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▲アサギマダラ

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▲ルリタテハ


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by kazenohane | 2016-08-03 11:52 |
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