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立秋の頃

 まだまだ暑さの続く8月上旬、名花中の名花と言われているレンゲショウマの花を訪ねて岐阜県の自生地まで20年来の山野草の友人と出掛けた。今から15年ほど前に、この花を初めてみたとき、あまりの美しさに、しばし撮影するのも忘れて見惚れたことを思い出した。果たして、今年も無事に見られるのか、この花だけは、現地に行かないと分からない。
 自生地に至る林道は、伐採作業中で通行止めになっていたが、作業者の計らいで通行できるように作業車を避けてくれた。林道からさらに奥の藪道の手前には、鹿の罠が仕掛けられているから入るなという看板があり、さすがに、この状況ではあきらめざるを得ない。幸い、舗装された林道沿いの崖でレンゲショウマの開花した株を見つけ、木につかまりながら少し登ると何とか撮影できる距離まで近づくことができた。少し湿った土は滑りやすく、何度もバランスを崩しながら、やっとの思いで撮れた。それにしても、15年前と比較すると、激減していて、このままでは消えてしまうだろう。伐採した場所は日当たりが良くなり、生育環境は急変する。ひょっとすると、花を見られるのは今回が最後かも知れない。


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▲レンゲショウマ

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▲ヒオウギ

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▲珍しいクズの白花


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by kazenohane | 2016-08-12 14:06 |
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