ヒメアサギマダラ  058

38年前の「日本の蝶」検索図鑑で
この蝶を調べてみた
まず蝶の和名が
「ヒメコモンアサギマダラ」と呼ばれていた
当時は、西表島と与那国島で
雌が2頭採集されたのみという
採集者が血相をかえて
探した珍蝶中の珍蝶だったに違いない
今回、この蝶をめざして
西表島の仲間川林道をめざしたが
大原港ちかくのセンダングサの咲く空き地で
リュウキュウアサギマダラと混じって
蜜を吸っていたヒメアサギマダラを発見
奥深い山の中の林道にいるという先入観があったので
少し拍子抜けしてしまった
増えたり、消えたり定着するまでには
紆余曲折があるのだろう。
最近は八重山諸島全域に
広がっているという
もう日本の蝶の仲間入りは近い
2012年9月26日 沖縄県西表島

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# by kazenohane | 2012-10-31 19:59 | マダラチョウ

ウスイロコノマチョウ  057

「ウスイロコノマチョウがいるよ」と
蝶ガイドのIRINOさんが教えてくれたが
指さす方向に蝶はいない
よくよく注視すると
今までに見たことの無い地味な蝶が
林道の地面の上に止まっていた
目玉模様からジャノメチョウの仲間であることは
すぐ理解できた
翅の波模様は
どこかウラナミジャノメを想像させる
上から目線の写真は
どうしても背景がうるさく避けたい
腹ばいになりカメラを構えようとすると
あっけなく飛び去ってしまった
草やぶの中を丹念に探すと
葉の上に静止していた
この状態になると
固まったようになる
蝶なりの安全地帯だろうか
2012年9月25日 沖縄県石垣島

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# by kazenohane | 2012-10-29 22:43 | ジャノメチョウ

ヤエヤマカラスアゲハ(2)  056

亜熱帯の樹木に覆われた西表島の
仲間川林道を今回初めて訪れた
大原港から仲間川展望台まで
往復10kmくらいの距離を
ひたすら歩いた
緑色の鱗粉の美しい
ヤエヤマカラスアゲハが
翅を開き木の葉に静止していた
人の気配にもカメラのシャッター音にも
動じることはなかった
センダングサの花を訪れるときの
スピード感はなく
静かに休息しているようだ
林道の水たまりには
この蝶やミカドアゲハ、アオスジアゲハが吸水中
30℃を越す暑い中
ペットボトルの水は残りわずかだ
早く引き上げ、たっぷりと吸水したい
2012年9月26日 沖縄県西表島

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# by kazenohane | 2012-10-26 16:04 | アゲハチョウ

リュウキュウアサギマダラ  055

この蝶を最初に見たのは
石垣島の海岸だ
モンパノキの花にに群れていた
リュウキュウアサギマダラの姿に
しばらく呆然と見惚れてしまった
チョコレート色と淡い水色の美しい姿を
なかなか思うように撮影できなかった
その後、何回か通っていると
どのシーズンにも、どこにも
この蝶はひんぱんに現れ
少し慣れてしまったようだ
いつでも撮れるという安心感で
カメラを積極的に向けなくなってしまった
どこか心の奥で
この蝶に対して「普通種」という
レッテルを貼っているのではと
危惧している
この蝶の写っていたカットは
この一枚だけだった
2012年9月24日 沖縄県石垣島

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▲リュウキュウアサギマダラの飛ぶ林道から見た風景
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# by kazenohane | 2012-10-23 13:45 | マダラチョウ

マサキウラナミジャノメ  054

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石垣島の林道歩きは
いろんな亜熱帯の蝶が飛び出してくる
大袈裟にいえば
まさに「蝶の道」だ
あれもこれもと追いかけていると
どれだけ時間があっても足りない
お目当てのマサキウラナミジャノメは
そんなに探さなくても
いたるところに顔を出してくれた
本州のウラナミジャノメに似ているが
翅裏の白帯を見れば
一目瞭然に理解できる
ただ、この地には
未見のヤエヤマウラナミジャノメという蝶も
生息しているので厄介だ
この両種を撮影して初めて
両眼が入り満願となる
2012年9月24日 沖縄県石垣島

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# by kazenohane | 2012-10-20 15:40 | ジャノメチョウ